渡邊木版美術画舗

詳細 2017年11月18日 11:47更新: この店が好きな人いるかな？
ネットショッピングでも充分楽しめるけど好きなんでコミュ立てました。

　　　　
会社沿革　　
渡邊庄三郎が明治39年に版元の小林文七のもとから独立し翌明治40年に京橋に店を構えた。
当初の屋号は「尚美堂」（のちに田中良三が設立した尚美堂とは別物）。ややこしいがこのころ掲げていた看板は「渡邊版画店」となっていたらしい。　　
　　
石版、銅版、写真に版画が押される中で「新作版画（日本画のタッチを版画でも表現した物）」を考案する。それまでの版画が対象物をデフォルメしてあらわしていたのに対し写実的な表現を取り入れた。これを欧米に販売し評判になる。　　
　　
関東大震災で版木を初めてしてあらゆる資料を失う大打撃を受けながらも今度は版画をカレンダー等に仕立て直すと言う機転でまたも欧米で評判となり復活。その後大正14年現在の中央区8-6-19に移転。
HP
http://www.hangasw.com/index.html
　　
　　
二代目渡辺規　彫師でもある。
現在は三代目渡辺章一郎氏。
　　
トップは川瀬巴水「大阪宗右衛門町の夕」（この作品、彫が二代目渡辺規）