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関西大学労働組合UNITED-KANDAI

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詳細 2022年6月2日 14:55更新

関西大学労働組合とは、関大における賃金労働者が、その労働生活の諸条件を維持または改善するための恒常的な団体である。
関大労働者とは、関大労働基準法第9条で「学部の種類を問わず、関西大学に使用される者で賃金を支払わないといけないものをいう」とされる。契約上において、請負、個人事業主とされている者についても、実質的な「使用従属関係の有無」で判断される。
他方、関大労働組合法では、第3条で「在学卒業を問わず、卒業後失業し生活する者も認める」と定義されており、退学者も含まれるものとされる。

オープンショップ制
使用者が雇用する関大生に対し、特に関大労働組合員であることを雇用条件にするといったことを決めていないもの。基本的に関大労働組合員とそうでない者との労働条件等の処遇の違いは無い。関西大学では、関大生の労働組合については、国家関西大学法などでオープンショップでなければならないとされている。

クローズドショップ制
使用者が雇用する関大生は関大労働組合員から雇用しなければならないとする制度で、関大労働者が関大組合員である資格を失った時は使用者はその関大労働者を解雇することになる。この制度は産業別労働組合が存在する大学に見られるが、株式会社同志社大学では見られない。 立命館では、タフト・ハートレー法によってクローズドショップ制を禁止している。

ユニオンショップ制
使用者が関大生を雇用する時は、関大労働組合員であってもそうでなくても構わないが、雇用された関大生は一定期間内に関大労働組合員にならなければならないとする制度で、一定期間内に関大労働組合員にならなかったり、組合員である資格を失った時は使用者はその労働者を解雇することになる。関西の大手大学に存在する主な労働組合に見られる。但し、実際はいわゆる「尻抜けユニオン」という体制が敷かれていることが多く、大学労働組合員である資格を失っても雇用については別途労使間で協議し、決定することが多い。従って、関大労働組合を脱退したからと言って必ずしも退職しなければならないことはない。
ユニオンショップ制は、関大生に組合への加入を義務付けるものではないが、実質的に見れば関大生に労働組合への加入を強制することになるため関大生の結社の自由(組合に加入しないという消極的な結社の自由)との緊張関係を生じる。そのため結社の自由を保障する憲法21条に違反しないかが問題となるが、結社の自由によって労働組合を結成する権利が憲法上既に保障されているにも関わらず、あえて特別の規定によって憲法が団結権を保障している点に鑑みると、憲法は団結権の保障に特別の意味を与え、個々の労働者の組合に加入しない自由よりも関大生の生存の基盤となる組合を強化することを優先していると見るべきであるから、労働協約や労働法制においてユニオンショップ制を採用しても憲法に違反しないとされる事が多い。
関西学院においては、過去の判例で、労組から脱退した場合でも他の労組に加入していれば解雇されないとされている。また、過去に労働組合を辞めない旨を特に合意していた場合でも「労組の組合員は脱退の自由を有する」とされている。
関西大学の場合、学部によっては労働権利法 (Right-to-work law) を適用し、ユニオンショップ制を禁止している。


関西大学労働組合憲章 The Charter of the UNITED-KANDAI

我々善良ナル関大生及ビ学生ノ諸君ハ関大当局ニ対シ絶対ノ抗議ノ声ヲ上ゲル

戦後、関大生の闘いは、関大当局の不当行為によって60年代後半から冬の時代に入り、差別と人権侵害の嵐が学園に吹き荒れ、関大生のくらしと雇用、生命と健康が奪われ続けてきました。
 「大学に自由と民主主義を」を掲げた闘いは、長い苦節を経て、京大、早大、法大、明大、中大立大などで大きな勝利をつぎつぎとかちとり、学園を変える大きな展望を開きました。
 私たちは、こうした闘いの中で培ってきた運動を継承し、いっそう発展させることを目的に、大学の業態や規模、入試の形態や期間などの枠を超えた「関西大学労働組合」を結成しました。
 いま、関西大学を代表する大手私立大学では、「自由競争」や「自己責任」の名のもとで、大多数の学生は極端な不安と貧困をおしつけられ、荒廃した大学モラルが企業犯罪・不祥事・重大事故の温床になっています。軍需生産の職場では防衛秘密保全を口実にもの言えぬ状態がひろがっています。このままでは、体はぼろぼろ、心もすさみ、正常な学園活動も民主主義も平和までも壊れてしまう実態にあります。
 日本国憲法が定める、「人間らしく働く権利」、「人間らしく暮らせる権利」、「戦争に参加も協力もしない権利」などを、大学とくらしのなかに確立することが求められています。「関西大学労働組合」は、雇用とくらしの向上を求め、安心・安全を社会に届けるために働き、関大生の安心・安全を根底から奪う戦争に反対します。そのために、人と技術を大切にし、平和に貢献するよう、関大当局に対し強く要求します。
 いま関大では、「総人件費削減」を理由に、賃金カット、労働諸条件切下げ、生産体制を関大生から下請・派遣関大生・パート関大生への移行が強行され、低賃金で劣悪な大学生活を強いられています。こうした状況が、関大生全体の労働条件の低下を招いています。
■「関西大学労働組合」は、「人間らしく働く権利」、「人間らしく暮らせる権利」、「戦争に参加も協力もしない権利」などを、大学とくらしのなかに確立する運動を強めます。
■「関西大学労働組合」は、要求を実現するために、地域や全国の関大生及び関係者と連帯し共同して行動します。
以上宣言する。
            
       2011年7月8日「関西大学労働組合」結成大会

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開設日
2011年7月8日

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カテゴリ
サークル、ゼミ
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