日本の未来を担う若きエース。
試合の流れを一変させるその身体能力の高さと思い切りの良さは、これまで、日本に欠如していた得点の臭いを感じさせる。
今後の成長が楽しみな未完の大器。
1994年2月ジャマイカ生まれ。桐生第一高所属。
184センチ71キロ。
この世代の中で、最も得点感覚に優れた選手としてJのスカウト陣が熱視線を送る。
課題は基本的な技術の総合力と安定感か?
だが、ジャマイカ人の父譲りの日本人離れしたその脅威の身体能力は、日本の攻撃の活性要素として欠かすことの出来ない破壊力を備えている。
2011年末に、アルビレックス新潟への入団を決める。
海外も含め、複数のクラブから届いたオファーの中から選び抜いた決意だったようだ。
恐らく、基礎的な技術面でのレベルを底辺から高めたい願望が招いた決断がアルビレックスへの入団だったのではないだろうか?
その後、全国高校サッカー選手権大会では、鋭い得点臭覚と、その圧倒的な身体能力の高さを発揮し、その名をより全国へ轟かせる。
サッカーに運などない。ボールが転がる位置を嗅ぎ分けるセンスこそ、ポジションを問わず、どの選手にも求められるのがサッカーと言うスポーツなのだが、彼には、その臭覚が備わっている。
そして、独特なリズムで刻むドリブルで相手ディフェンス陣を置き去りにし、決定的なシュートやパスを放つセンスは天から与えられた才覚だろう。
U-17世界選手権では日本代表の決勝トーナメント進出に貢献。
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