ギルバート・オサリバンといえば、日本でも世代を越えて親しまれ、1970年代にヒットした『Alone Again』や『Clair』といった傑作の数々は、今だにラジオから流れてくることが少なくない。しかも、それらは30年の月日を経ても色褪せることなく、時代の空気と響き合い、景色の中に溶け込んでいくのである。
僕は、それらの歌の数々に、ある種の郷愁を覚えるいっぽうで、いつも新鮮な出逢いを楽しませてもらっている。
オサリバンが発表してきたアルバムがオリジナルの形で全てCD化されて親しまれていることを考えると、そういった想いを抱いているのは、僕だけではないはずだ。