残すべき文化―演劇―

詳細 2013年7月8日 05:15更新

残すべき文化―演劇―

皆さん､学生の頃「芸術鑑賞」はありましたか？
音楽､古典芸能､雑技団…そして演劇などを観る日があった事と思います｡

それが今､"ゆとり教育"週5日で詰め込むゆとりのない教育体制により芸術鑑賞をしない学校が増えました｡

不況の中､学校も予算がなく芸術鑑賞にお金を使えずDVDの映画を見せるだけ｡
そんな家でも出来る事を芸術鑑賞と呼ぶのでしょうか｡

等身大の人間が輝きを放ち､闘い､自立していく､その素晴らしい瞬間を目の当たりにする｡
演劇にはたくさんの魅力がありますが､何よりこれが大切ではないでしょうか｡
バーチャルではなく､そこに人が存在する､生命の輝きを､美しさを､尊さを､面白さを､肌で感じてもらいたいのです｡

演劇を知らずに育った子供達が大人になった時､自分の子供を連れて芝居を観に行くでしょうか｡
役者になる事を望み､劇団に入りたいと思うでしょうか｡

せわしない世の中､お金も時間もなくどんどん演劇離れする私達ですが､本当に良いのか｡
このまま衰退し､なくなっても良いのか｡


未来へ残すべき文化｡
演劇を支えていきましょう｡



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