今の世の中、人の命を粗末に扱い過ぎてるって思ったことありませんか?
今現在でも、世界では一日2万5千人の人が餓死してることは知ってますか?
環境問題について、大事だとは思ってても結局日常に戻ると忘れてしまってませんか?
最初に自分のことになるのですが、自分は普段お芝居をさせて頂いてるのですが、将来は自分で映画製作会社的なものあるいはグループを作りたいって思ってます。
自分は今まで生きてきた中で、映画や舞台によってかなり助けられてきました。また色々なことも勉強させて頂きました。
何か悩んでる時とか落ち込んでる時、また人生の分岐点で迷ってる時に映画を観て助けられましたし、また多くのことを映画や舞台から得てきました。
それで自分も何か人に伝える仕事がしたい、何か人の役に立てたらと思い芝居をやり始めました。
芝居をやり始めたのは自分が19歳の時ですが、ちょうど夢と希望に溢れてた時の翌年二十歳の時に、友人を白血病で亡くしました。
同じ年齢なのに、一方では生きることを拒絶され、一方ではこれから夢に向かって人生歩んでいける。
それまでは人の命は大事とは思ってても、そんなに実感はしてませんでした。
しかし、友人の死によって人ってこんな簡単に命を亡くしてしまうものなんだ、生きたくても生きれない人が居るんだ、人はいつ死んでもおかしくないんだ、ってことを目の前で友人が亡くなってる姿を見て感じました。
その時になんとなくですが、そういう命の大切さを映画とかを通して伝えていけたらいいな〜ということを漠然と考えてました。
その考えを持ち続けて今まで芝居をやってきました。
しかし、役者である以上与えられた脚本、作品しか出演することができませんし、また自分がこの作品に出演したいと思ったからと言って出演できるわけではありません。
もっとこういうような脚本だったらいいのにとか、もっとこういう演技がしたいと思っても、決めるのは製作側なので、役者は言われた通りにやるしかありません。
また事務所との兼ね合いもありますので、自分が出たくない作品や仕事もやらなくちゃいけないことが多々あります。
自分も芝居自体が好きなので、与えられた役はありがたく頂いてやらせて貰ってましたし、いつかは自分のやりたいような映画に出会える機会があるかなって思って今までやってきました。
ただ最近思ってたのは、やっぱり自分の本当に伝えたいこと、本当にやりたい映画を作りたいなら、もう自分で作るしかないなって思い始めてました。
1年くらい前からそれは思ってたのですが、やはりいつかは自分の考えに合う作品に出会えるだろうとどこかで思いながら活動してました。
そして、ふと自分が役者をやろうと決意した時のことを振り返ってみました。
それは二十歳の時に松井誠さんの舞台に出演させて頂いた時のことです。
その舞台はたった半月の稽古でその後丸々1ケ月本番という公演で、舞台の超ベテラン俳優の方々達と一緒の公演でしたので、学ぶことが半端なく多かったです。
待ち時間の時とか楽屋に行って挨拶しに行った時に、芝居のことが右も左も分からない自分に丁寧に教えてくれて、また人生のこととかこれからのこととか本当に色んなことを学ばせて頂きました。
また座長である松井さんは舞台の途中40度近くの熱が出てしまったのですが、それでも平然と舞台に立って3時間立ち回りをして歌を歌って踊りもやりこなすという精神的な強さと舞台を必ず成功させるという強い信念に感動してしまいました。
松井誠さんの芝居に対する情熱は半端なく熱く、今でも忘れません。
また松井さんの生き様もかなりすごく、25歳の時に2000万の借金をして劇団を立ち上げ、その後多くの苦労を重ねて今がある人です。
また松井さんの率いる劇団の団員さんもみんな演技に対する思いが半端なく熱いものです。人生そのものが熱くまた格好いいです。
その時大学生だった自分は、その1ケ月の舞台で役者になるという思いが一気に熱くなり、舞台公演が終わったと同時にカバン一つ持って上京してきました。
その時のことをふと思い出して、自分の本当にやりたいことは1から自分で立ち上げて作ってやろうという思いが出てきました。
もちろんすごく大変なことだと思います。
映画を作るのは並大抵のことではできないと思ってます。
しかし、自分はやっぱり友人を二十歳の時に亡くした時に感じた人の命の大切さ、また一番最初に書いた世界で起こってる色々な問題等をどうしても世の中の人に伝えたいという思いがあるので、将来的に必ずそういうことが伝えられる映画を作りたいって思います。
また、なぜ映画なのかと言いますと、そういう人の命の大切さや環境問題、またその他今世間で起きてるような問題は、街中でいくら声かけしたり、またネット上やチラシで文章等で伝えたとしても、中々人の心には届かないと思います。
きっと頭では分かってても心までには通じないと思ってます。
しかし、映画は少なくも2時間前後はそれに集中して見ますし、大抵は途中で見るのを辞めることなく、最後まで見るのがほとんどです。
なので、そういう人の心に届かせる為には自分は映画が一番いいと思ってます。
ドラマとかになりますと、一週間ごとだったりして集中が途切れてしまいますし、またCM会社や大手事務所とかとの兼ね合いで色々面倒で自由にやらせて貰えないという縛りがあるので、相応しくないと思ってます。
あと舞台でもいいのですが、やはり自分はリアリティのある作品を作りたいと考えてる為、舞台だとどうしてもリアリティに欠ける部分が出てきてしまいます。
そう考えた上で映画が一番伝えやすいと思ってます。
なので、将来的に自分と同じように、世の中に人の命の大切さとか、環境問題のこと、世界で起こってる様々な問題を映画を通して伝えたいと思ってる人達と一緒に映画製作会社あるいはそのグループ的な物を作って、映画を作っていけたらいいなって今の段階で思ってます。
…と偉そうに言ってしまいましたが、これはまだ将来的なことということで、今すぐ映画を撮るとか具体的な話をすぐに進めていこうってことではなく、あくまでも今の段階から少しずつ同じような考え方の人と繋がって、少しずつでも準備し始めていけたらいいなって思い、今回コミュニティを立ち上げました。
自分自身も来年(2011年)5月に舞台を控えてて、すぐに動ける状態ではありません。事務所にも入ってるので、中々すぐに自由がきくわけではありませんが、今から少しずつでも構想を練って実現の為に少しずつでも準備し始めていけたらなって思ってます。
そこで、今回は自分と同じように思ってる人や、また自分の考えに賛同してくれる方、一緒になって作っていこうって思ってくれた方、また一緒に作るとかそこまでは難しいけど、でも応援だけはしてあげたいなって思って下さった方、まあ今後どうなるか気になるからとりあえず入っておこう的な方でも構いませんので、少しでも気になった方はコミュニティに入って頂けると嬉しいです。
何か直接手伝っては頂けなくても、応援して貰えるだけでもこちらはすごく嬉しいですので、誰でも気軽に入って下さい。
詳しい話はまた今後何かの機会でと思ってますが、一応自分の中ではもう少し具体的に構想は練ってて、また準備も実際にはし始めてます。
まあいつの話になるかは分かりませんが、今から少しずつでも話を進めていって、いい作品が作れたらと思ってます。
何かこれを読んで気になった方は、気軽にメッセして頂いても構いませんし、コメント残して頂けるだけでも嬉しいです。
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