彼の名はへいし2
祖国イスマスへ絶対の忠誠を誓う兵士。
その強さは、かつてガラハドを輩出したローザリア聖戦士団や
テオドール率いる聖ミルザ銀騎士団の精鋭たちのそれをはるかに凌駕し、
詩人ハオラ−ンの唄うバラードの中で、へいし1と共に『イスマスの双竜』と並び称されるほどの実力者である。
彼ら二人が背中合わせで戦う様は、王太子ナイトハルトをして
「神妙 古今に比類なし」と言わしめるほどであった。
へいし1とは20年来の付き合いで、幾多の死線を二人でくぐり抜けてきている。
寡黙で真面目なへいし1とは逆に、おしゃべりで酒好きで少々不真面目な性格だが、
主君と国家に殉じる忠誠心はへいし1に勝るとも劣らぬ熱き男。
口にこそ出さぬもののへいし1を誰よりも深く信頼しており、それはへいし1もまた同じである。
実はへいし2は9人目の主人公候補であり、サガフロのブルーのシナリオは
もともとへいし2とへいし1のために考えられたものであったが、
容量の都合で結局お蔵入りとなってしまい、改めてブルーのものに改変・流用されたという説がある。
彼は今日もへいし1と二人で戦い続ける。
国家安寧のため、共に護国の鬼とならん。