夏の満月の夜は人を狂わせる
月に照られお酒と音楽で気分は上昇して
開放的だったのかもしれない わ。
声をかけられた貴方に目が離せない程に
一夜限りだと知っていながら
貴方の透き通った金色の髪の毛に
茶色のまっすぐ見る目に
まつ毛の長さに
長い長い太陽よりも熱いキスに
私の髪の毛は海に濡れていく
貴方の髪の毛も海に濡れていく
浜辺に打ち上げられて
何度も何度も抱き合った
満月の月が照らしてる
星が流れてる
貴方を体が欲してる
頂戴頂戴
そ の悪戯な感覚を忘れないうちに
欲望に満ちたその感覚を
頂戴頂戴 もっともっと 何度も私に頂戴
波がさらって行く前に 私に頂戴
満月は人を狂わせる
私も貴方も満月の夜に狂わされて
私は声を失った人魚になって
泡沫になって溶けて行く 。
困ったときには