安価なエントリーモデルに主に採用されているため、銀より劣る、金よりはもっと劣ると誤解や辱めを受けている洋銀フルートです。
しかし、古いフランスのフルートなどには、銀の代用品としてではなく、音響的な理由から積極的に洋銀を使用したフルートは少なからず存在します。
多くの(ほとんどの)フルート愛好家たちにとって、ハンドメイドクラスのしっかりと作製された洋銀フルートを演奏してみる機会がほとんどないため、メーカーや工房、インターネットの情報などから、判で押したような頭ごなしの洋銀フルートのマイナスイメージを鵜呑みにするしかありません。
洋銀フルートの魅力に気付き、愛用しているフルート愛好家の方々から、実際に使用して感じている洋銀フルートの良いと感じているところ、優れているところなどをご紹介いただく場として、また洋銀フルートに関する情報交換の場としてこのコミュニティーを立ち上げたいと思います。
洋銀と洋白、実は同じものであるはずですが、日本国内で洋白とは白銅である場合も多々あります。洋銀と白銅とは合金の組成も違いますが、なかなか純粋な洋銀フルートは入手しにくい状況でもあり、銀よりは洋銀に近い性質を持つ白銅や真鍮も同類と考えたいと思います。
○○フルートの洋銀モデルが最高で、他は総てダメだ、というような論調はご遠慮いただきたいと思います。
管理人は30年近く、真鍮、洋銀以外のフルートを使ったことがありませんが、もしこれがどうしても手に入らなければ「銀」のフルートでも文句は言わないと思います。
楽器はあくまでも音楽の道具であり、どんな音楽を奏でるか?より、どんな道具を使うか?という議論の方が有意義とは思いません。
ぜひ、「ほどほどに」楽しい場であることを願って、皆様のご協力もお願いいたします。
困ったときには