「葦船プロジェクト」
主催:えびす町内会
*えびす町内会とは、都市において仮想の町内を設定し、新たなコミュニティの形成をはかります。町民と共に今実際に住んでいる都市の持続可能性を模索し、
それに向けた暮らしの実践を目的とする市民ネットワークの事です。
風を呼び、風に乗る。―海を渡る葦の船
今年10月、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋で開催されます。
世界各地より多数の人々、メディアが名古屋を訪れることとなるこの会議は、日本の、とりわけ名古屋の古き良き文化を広く知っていただくまたとない機会とも言えるでしょう。
この好機に、私たち“えびす町内会”は新たな形の“祭り”を計画しました。日本で育まれてきた独自の文化ともいえる“祭り”を、世界の人々とコラボレーションして作りあげ、一つの民族・地球人として共有したいと思っています。
“祭り”を外国語に訳すことはできません。ただ、日常と非日常を、歴史と暮らしを、そして共に生きる人々を繋ぐ力を“祭り”が持っているとすれば、根底にあるものは誰もが共有できるのではないでしょうか。
国際会議が行われ、なにがしかの決定が下されたところで、世界を変えることは困難です―まずは人の意識が変わらない限り、何も変わることはないのです。
人が集まり、人と人とが手を取り合って、出逢い・感じ合い・響き合う。“葦船”を通じ、私たちはそうした場を作り上げたいと考えます。
世界中に植生する葦で船を製作し、お祭りの神輿として共に担ぐことで、携わる人々の心に少しでも新たな風が吹き込むことを期待して。
そして、陸から生まれた世界の風が、海に漕ぎ出す船を後押ししてくれることを。
えびす町内会ウェブサイト
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