尾嶋教の十戒
最近、「尾嶋教徒になったはいいが、具体的に何をすればいいのか分からない」と言う方が多い。確かに聖典そのものから、教祖の具体的な御意志を読み取るのは難しい。そこで今回は尾嶋教聖書外典「吉川による福音書」より尾嶋教の十戒とでも名付けるべき、十の掟をここに示したい。
一 あなたは私のほかに神があってはならない
解説・・・・これは言うまでもなく神は尾嶋教祖おひとりであり、ほかの神を信仰してはならないということである。教祖が「誰も二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからである」とおっしゃられたことからも重要な規律である。
二 あなたは自分のために偶像を作ってはならない
解説・・・・教祖は自分が世間にもてはやされ、尾嶋教が宗教としての体裁を保てなくなってしまうのを危惧しておられる。だから、尾嶋教の布教・信仰にあたり教祖の写真や銅像を使ってはならないと命じられたのである。
三 あなたは私の名前をみだりに唱えてはならない
解説・・・・主旨は第二戒と同じで、尾嶋教の存在や、活動について教祖を前面に押し出してはいけないということである。
四 安息日を覚えて、これを聖なる日としなさい。
解説・・・・休肝日を意識しなさいという意味。より具体的には、尾嶋教でミサを行うのは自由だが、その回数があまりに多かったり、ミサの途中で脱落する者があらわれるような無茶をしたりしてはならないということである。
五 あなたの父と母を敬いなさい
解説・・・・父と母とは尾嶋教の母体である律法会を作り上げられた先輩方のことであり、教義には45期の先輩方のことを指す
六 殺してはならない
解説・・・・ミサ・その他の飲み会においてアルコールを過剰に人に飲ませて、嘔吐・睡眠等の症状を誘発してはならないということである。尾嶋教は平和のために教祖が開かれた物なので、当然と言えば当然の規定である
七 姦淫してはならない
解説・・・・これは一女に対してミサや宗教活動への参加を強制してはならず、節度を持って接しなければならないということである。主旨は第六戒と同じである
八 盗んではならない
解説・・・・ほかの神を信奉する者を、むやみに尾嶋教徒に引き入れてはならないということである。これは他宗派との争いを避けるためであり、布教活動を一定程度制限したものである。
九 あなたの隣人に対して、杯を持って誓わなければならない
解説・・・・「あなた」とは我々尾嶋教徒のことであるが、「隣人」とは何を指すのか。ここで言う隣人とは教祖が尾嶋教を開くに際し、大きな役割を担い、ともに神の言葉を授かったとされる「鵜野靖史」先輩のことを指すとされている。よって我々はミサやその他の飲み会で鵜野先輩を見かけたら乾杯をし、畏敬の意を示さなければならない。
十 あなたは父と母の家をむさぼってはならない
解説・・・・父と母というのは先輩方のことであることはすでに述べた。とするとこの戒律はつまり、先輩方にたかりミサに必要な費用を無心してはならないということである。
お分かりいただけただろうか。敬虔な尾嶋教徒でありたいと思うなら、これらの戒律は必ず守らなければならない。ひとつ、第九戒だけは教祖直々の御意志だということをここに記しておきたい。
by神係宮尾
困ったときには