雨でも座れる縁側=あまえん
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スリーピースガールズバンドです
リナ Gt&Vo.
ユーコ Ba&Cho.
チーチャン Dr&Cho.
よろしくどうぞ(^◇^)(^◇^)(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
以下、あまえんの紹介文を頂きましたので、掲載させて頂きました!
「才能だけで音楽に恩返しをしているとしか思えない」
僕が彼女らの、純度の高い瑞々しさと、少人数編成では表現することが困難な濃厚さが同居する本作を味わった後に抱いた印象である。
まず、あまえんを構成する三人が、この三人で音を鳴らすことの必然性をバンドサウンドで示している。
僕がこういった種類の必然性を最後に強く感じたのは、ゆらゆら帝国というバンドが解散する少し前に行った日比谷野音でのライブだったように思う。卓越した演奏技術や、ある特定のメンバーが持つカリスマ性よりも、この必然性が良いバンドとなるために最も不可欠な条件なのかもしれない。
その条件を知らず知らずクリアしてしまっている彼女らは、非常に珍しい存在だ。
同じ身分としての紹介はこの辺にしておこう。
なぜなら僕は彼女らと同じバンドマンである前にまず、単なるあまえんのファンなのだから。
コードの網をかいくぐり、自由奔放に漂流しながらも、いつの間にか耳と胸を虜にしてしまうメロディー。
確かな温度が感じられ、プレーヤーの人柄さえ窺い知ることが出来そうなベースとドラムス。
自分の頭の固さや語彙におけるセンスの無さにはっとさせられる、突拍子がなく、どこか不思議で、情緒的な言葉たち。
ギリギリの角度で展開されていく演奏は、語弊を恐れずに言えば、少しあやうい。
時間をかけてレコーディングした作品の中で漂うこのあやうさは、ライブでさらに表出されることとなる。
しかし、あまえんの魅力は、そのあやうささえも見事に音楽として昇華させてしまう点にあるのだ。
したがって、ライブにおいてその魅力は本領を発揮するとも言えよう。
僕は彼女らの音楽的なバックボーンを全く知らない。
ただ、彼女らもバンドをやるまでは、どこかのアーティストのファンであり、大好きなバンドのCDを幾度となく聴いていたというエピソードを当たり前に持つ純然なリスナーであったということぐらいは知っている。
やがて彼女らは、それぞれに楽器を持ち、歌詞を書くことを覚え、リズムとコードにそれをのせはじめた。
自分たちが恋い焦がれた、たくさん夢を見せてくれる音楽に恩返しをするために。
あまえんという集団はこうも素晴らしい形で恩返しが出来ている。
そのエネルギーの源は一体何なんだろうと考えてみた。
弛まぬ努力に培われた高い演奏力?先述のとおり、技術が著しくあるとはやはり言いがたい。
あふれんばかりの情熱?きっとあるのだろうが、まだ僕はピンと来ていない。
結論した。
演奏力でも情熱でもない。
あまえんを音楽へ衝き動かしている、その正体を明かそうとした時に、きっと才能という言葉を借りなければならないのだろう。
ほとんど才能だけで音楽に恩返しをしているとしか思えないのだ。
paionia 菅野岳大
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