「きゃもる」
きゃも・る
[動ラ五(四)]《「きゃも」に活用語尾の付いたもの》
【言葉の性質上、主に過去形である「きゃも・った」として使われることが多い】
「意味」
?足の小指の骨が折れていたにもかかわらず、それに気付かずに数日間放っておく。またはそうあり続けている。
?転じて、目の前で重大なことが起きているにもかかわらず、そのことに全く気付く様子がない。
?終電の時間はとうに過ぎているのに、それに気付かずにいつも誰かしらの厄介になる。
?ところかまわず寝てしまう人の、まさに今寝てしまっている時の状態を言う。
?集合時間に間に合わない。
?(主に女性が)酒の席で、下ネタを頻発させる。
?マンガを買う際に、既にその既巻本を持っているにもかかわらず、買ったのを忘れてもう一回買ってしまう。
?(稀に使われる)イベントを盛り上げることに大成功する。
?(ごくごく稀に使われる)突然に想像を絶するような女子力を発揮する。
★形容詞化→「きゃもい」
きゃも・い
[形][文]きゃも・し[ク]《「きゃも」に活用語尾の付いたもの》
「用例」
・「やべえ、足痛いと思ったら、マジできゃもってたわ」
・A「飲みすぎちゃった…」
B「おい、きゃもるなよ」
A「大丈夫だよ、電車の時間は分かってるもん」
・A「ごめん、寝坊した。20分くらい遅れる」
B「うわあ、きゃもったなあ」
A「てへぺろ」
「最近の傾向」
以前より和製英語化の可能性を秘めていたためか、英語圏生活者の間でも使用の傾向が広まってきている。
その際はbe動詞と組み合わせた現在進行形、または過去進行形で使われることが多く、現在または過去にその状態であり続ける、あり続けたことを主に指して使われることが一般的である。
スペルは日本から発祥した、あるいは英語における「来る」を指す「come」の過去形「came」との混同を避けるためか、本来の発音に反して「kyam」という字を当てられて表記されている。
「Oh!! I'm kyaming now!!」
「Oh dear. It's terrible. I was kyaming, then.」
英語における「絶頂」を指す「I'm coming!!」という言葉と混同されないように細心の注意を払う必要があることは言うまでもない。
「注意点」
由来を異にする、「お疲れ様」という言葉と「おつきゃも」という言葉とは、言語体系そのものが異なっているといえるため、混同して使われることに対しては細心の注意を払う必要がある。
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