墓場の芸術(ヴァニタス)が好き

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詳細 2024年2月8日 03:20更新: 「墓場」を表現するのも芸術の立派な一ジャンル。

16世紀ヨーロッパでは、絵画の中に頭蓋骨(ドクロ)を描く、
ヴァニタス(虚栄)と呼ばれる芸術ジャンルが流行しました。
そこには、
「全ては虚しい」
「いずれ死ぬからこそ、今を楽しめ」
という、死を使った生に対するラテン世界の
究極のユーモアや皮肉が込められています。

そんな「墓場の芸術」
ヴァニタスや、メメント・モリが
好きな人の為のコミュニティを作ってみました。

○ヨーロッパでは書斎などに頭蓋骨を飾るのが粋とされました。
○中世では、マカーブルと呼ばれる死を題材にした音楽や、
絵画が流行しました。
○フラメンコ・カンテの詩には、死や蛆虫がよく登場します。
○18世紀イングランドには、墓場派という詩人達がいました。
○中世フランスには、トンボー(墓)と呼ばれる
リュート音楽のジャンルがありました。
○魔女や迷信、屍や悪魔は、
いつの時代も芸術家に人気の題材でした。
○メキシコではカラベラと言って、
骸骨をアートにする習慣があります。
○メルド(糞)という言葉は、
芸術の世界では粋な言葉だったりします。

これらは、決して「暗いアート」なわけではないです。
むしろ「死を笑う」ラテン系の発想です。
西洋芸術には、メメント・モリという
死があるからこそ、生を楽しもう♪という思想があります。

墓場を題材にしたアート達。
ここは、そんな墓場の絵画、音楽、詩、戯曲、哲学が好きな人達、
ちょっと影の部分を持った芸術が好きな人達のコミュニティです。
アーティストさんも、鑑賞者さんも、ぜひ参加して下さいね。

華やかではないけれど、決して暗いわけでもなく、
皮肉とユーモアを楽しむ夜のアート達。

このコミュでは「墓場の芸術」を、
古典に限らず、かなり幅広く考えています。

ティム・バートンの映画「コープス・ブライド」も、
ゲーテの戯曲「ファウスト」も、
バッハの「カンタータ第26番」も、
ティルソ・デ・モリナのコメディーア「不信心ゆえ地獄堕ち」も、
クラリンの小説「僕の葬儀」も、
フリードリヒの絵画「雪の中の修道院の墓地」も、
メキシコの死者の祭り「ディア・デ・ロス・ムエルトス」も、
シャンソン(ダミア)の「暗い日曜日」も、
水木しげるの漫画「墓場の鬼太郎」も、
中世の「死の舞踏」も、
スティーブン・キングの小説も、
シェイクスピアの作品も、
ジェイムズ・アンソールの絵画も、
画家達の描く墓や葬式の絵画も、
みんな「墓場の芸術」です♪

墓場や、死や、迷信や、骨などを使い、
人生に皮肉を込め、諧謔を表現したアートならなんでも含みます。

こういったアートには、大抵、墓場の哲学(ヴァニタス)や、
死と生の哲学(メメント・モリ)が
込められているのではないでしょうか？

●皆さんの知っている「墓場の芸術」を、どんどんご紹介下さいね♪
●イベント告知や、その他のトピ立て大歓迎です。
●ちなみに、管理人自身は、
このコミュは、情報、会話を盛り上げるというより、
皆さんの自己紹介代わりに使ってもらえたらと
思っておりますので、あまり書き込みしないと思います(笑)

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