このコミュは、「国家行政によるWebへのブロッキング」について
反対するコミュニティです。
※「国家行政によるWebブロッキング」とは国家が行政の元に
リストを作成して、特定のサイトを一般の人々が閲覧出来なく
してしまう行政執行行為です。
政治、信条、無宗教も含めた宗教、あらゆる議論・対話は
「基本たる原点」として言論統制から解放された空間でのみ
保証されるものです。
皆さんの所属・帰属・信条は多岐にわたるものと思いますが、
ここに集い、そして義勇する理由は一つのみ。
「如何なる言動も、個人がその責任を問われることがあっても
他者の言動の機会を奪う目的以外であるならば、
その言動の機会を奪う事は民主主義に於いては許されない!」
その原点に立ち返って、今回の「児童ポルノの流布防止という
根拠に基づいた無限解釈可能なWebへの裁判所令状無しの
行政行為的ブロッキング」に反対するのが当コミュです。
この度「ブロッキング(検閲)問題まとめwiki」よりリンクを戴きました。
http://
また新たに「ブロッキング(検閲)問題掲示板」が起っています。
http://
※2010(平成22年)7月29日12:25にコミュ名を
「ブロッキングをブロックせよ!」から現在の名称に変更しました。
コミュ名については「全角15文字以内、半角文字も1文字と数える」
というmixiのルールがあり、皆様からの多くの御意見を戴いており
ますが、規定上、難しいという事をご承知下さい。
行政の単独先行による国会承認や裁判所の審判を経ないWebへの
言論規制への第一歩が強行されています。
児童ポルノ画像が掲載されたサイトへのアクセスをISPや検索エンジンが
強制遮断するブロッキングが平成23年(2011年)4月21日より始まりました。
NECビッグローブ、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクBB、ニフティ等
大手ISP 9社がブロッキング。検索エンジンのgoo、Google、Yahoo!JAPAN、
NAVERは、サイトを検索結果から除外するとのことです。
残念ながら真っ当な議論も無いまま、ブロッキングは始まりました。
なぜ行政によるWebのブロッキングが危険なのか。それは・・・
(1)通報により違法画像を認定する「アドレスリスト作成管理団体」の
メンバーは誰なのか?
(2)その管理団体のメンバーの資格や法的権限の根拠は何なのか?
(3)また「緊急に」ブロッキングされたとき、同じく「緊急に」ブロッキング
理由の開示やブロッキングの解除を求める「緊急的な受付窓口」の
設置はどうなっているのか?
(4)国家による国民の権利剥奪行為である以上、裁判所の令状が無い
状態でこれを行って良いのか?それを認める法が整備されているのか?
これらが全く見えていないと言うことです。
そして現在は「児童ポルノに限定」とはしているものの、その規制リストを
管理するサーバに対して悪意を持った者がUSBメモリを差して数秒後
には、公的な政党、団体、個人のWeb活動全てを抹殺できるのです。
また悪意とは考えて無くとも行政者が自己の独善によってキーボードを
チョィと叩くだけで、特定の国民の発言権をWebから抹殺できます。
問題は余りに多数です。
会社などのパソコンからプロ野球の結果を見ようとしたとたんに掛かる
「このページの閲覧は許可されていません(理由:プロスポーツ)」という
状態に代表される不快な画面が日常に溢れるのは真っ平ゴメンです。
かつて、キリスト教会の旧態依然な体制の飾り物と独善の拠り所から
グーテンベルクの「印刷」という技術が聖書を人民に解放しました。
「多くの者が知る」という事は人が「人間として」前進する礎なのです。
故に、印刷の前に原稿を調べる「検閲」という行為が始まりました。
かつて旧東ドイツでは印刷機・コピー機は国家の厳しい管理に置かれ、
市民はカーボン紙による疑似印刷で体制批判活動をしたそうです。
だからこそ、印刷・出版よりも経済的・時間的負担を軽減して広く世界に
個人の意思を直接伝えられるようになったWebという社会技術に再び
「検閲(或いは通信監視)」という「停滞」を設けて時代を逆行させては
なりません。
Youtube にて判りやすい説明の動画がありますので転載します。
「事実上のインターネット検閲の危機(720pでの閲覧推奨) 」
http://
困ったときには