・八景山護国神社(はっけいざん ごこくじんじゃ)
・明治元年十一月 創建
・福岡県京都郡みやこ町国作 鎮座
〈由来〉
八景山護国神社は、慶応2(1866)年の丙寅御変動より大東亜戦争までの各戦役において散華された小倉藩兵並びに行橋市・京都郡の戦没者三千五百九十柱の御魂をお祀りする御社である。
豊前小笠原藩が、明治元(1868)年11月に田川郡の香春神社境内にお祀りした表忠祠(ひょうちゅうし)を起源とし、明治4(1871)年2月に香春より、この地(福岡県京都郡みやこ町国作字八景山1397番地2)に遷座された。その後、明治8(1875)年に招魂社と改称して、官費支給神社となり、昭和14(1939)年4月、内務省令により八景山護国神社となった。
昭和21(1946)年に宗教法人八景山護国神社となり、平成2(1990)年、行橋市と京都郡の遺族会や郷友会などの尽力によって社殿の改築がなされた。例年4月15日に大祭を斎行。その御神威は赫々、郷土の護国神社として多くの人々から崇敬されている。