ブラックインディ!ロード・オブ・ブラックカーペットのチャレンジャー監督の一人、唯一世界を経験している山口ヒロキが脚本・監督を手掛ける作品「ヲノグァワ」
山形県米沢市は小野川温泉の1000年後が舞台。
ヲノグァワ[舞台設定]
1000年後の未来。現在の山形県米沢小野川温泉に位置する地域に形成された集落。
22世紀末、「大崩壊」と呼ばれる地域規模の天変地異が発生。
(隕石衝突、火山噴火、あるいは核戦争など原因不明)
その後の大規模な地殻変動により、地球は大きく姿を変えた。
わずかに生き残った人類は地上に残った文明を寄せ集め、各地に小規模の国家を形成して生活していた。
ヲノグァワ[あらすじ]
その国は「ヲノグァワ」と呼ばれていた。
果てしない荒野の中、地表に取り残された旧世界の工業施設群の廃墟を中心に形成された小さな国家。
その地下から極秘裏に発掘された資源や技術を利用して約6千人程の人間が暮らしている。
その国は700年程の歴史があった。
それより以前の事は誰も知らなかった。
監視局の一部の首脳陣のみが、旧世界の情報を独占していた。
歴史研究家:月山ヲノガは監視局が火ひた隠しにする正しい歴史を解き明かすため、旧世界の遺跡を発掘し、忘れ去られた文明の形跡を辿って数百年前の遺物から情報を復元する研究を進めていた。
ある日、コメツガ遺跡で発掘を行っていた月山は1000年前の地層から風化した携帯電話を発見する。
その携帯電話から旧世界の情報の復元に成功する月山。
その情報をめぐり、監視局との生死を賭けた攻防が始まる。
上記のような感じです。
それでこの作品の監督・脚本は山口ヒロキさんです。
山口監督とは・・・
立命館大学文学部卒業。在学中は自主制作映画集団の映画部に所属し、第39代部長を務めた。
1997年、大学1回生より映画制作を開始し、わずか2作目の『深夜臓器』で第2回インディーズムービー・フェスティバルグランプリを受賞(第1回グランプリは北村龍平監督)。
その後、インディーズムービー・フェスティバルのスカラシップ作品として監督した『グシャノビンヅメ』(洋題『ヘルベーター』)で数々の海外映画祭の正式招待を受け、世界に知られることとなった。