【ヰタ -ルーマニング研究】
ルーマニング、とは?
ルーム・イン・ヒューマン、+ing の造語。
そもそも人間は、多様性のある「部屋(ルーム)」に生息する。
「ルーム(部屋)」は、物理上のそれによる生息人への規制の前に、
生息人そのもの「形而上(メタ)」の心理的思想傾向を多大に帯びる。
建築とは外部への意志の表現であり、それに対してその内側である
「ルーム(部屋)」は、人間の生息を肌で纏う第二の皮膚空間である。
ヒトの文化生活(=人生・生涯・Vita(ヰタ)」の大半は、ルーマニング
として創出され生活された記号、または物語であるかも知れない。
東洋の古典、「老子」をひもとけば、
「無為自然の聖人は、その部屋に居て天下の全てを智る」
「善く(外に・遠くに)行く者は輜重(車内・部屋)を離れない」
など、部屋(内部)こそが広く世間(表層)を知る事と同等以上の価値を
持つものと理解されている。
ルーマニングとは、まさに現代社会を生きる人類の内部空間への洞察・
文化形態の構造として、我々に迫ってくる生きた学問・研究なのである!
困ったときには