ニコル・ボーラス好きだ!!って人は集まりましょう。
ニコル・ボーラスを含むエルダー・ドラゴン/Elder Dragonの由来は、レジェンドのデザイナーであるSteve Conardのダンジョンズ&ドラゴンズのキャンペーンに登場するドラゴンである。ニコル・ボーラスはその中で最古老の2万歳のドラゴンと設定されていた。レジェンドのエルダー・ドラゴンは当時の人気カードであり、中でもニコル・ボーラスはサイクル5種中で唯一競技で実績(→ニコル・シュート)を残したカードであったためか、スタンダード環境から姿を消した後でもファンサイトや公式記事で度々一番のお気に入りカードまたはキャラクターとして名前を挙げられている。
ストーリーでは、レジェンドの登場人物を中心に据えたレジェンドサイクル2小説三部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)では悪玉として大きく取り上げられた。その後、時のらせんブロックのストーリーで再登場した際も重要な役どころを担い、時のらせんのタイムシフト枠で再録された。コレクター用のFrom the Vault:Dragonsでは新規イラストとフレイバー・テキストも加えられて収録され、アラーラの断片ブロックのストーリーでも世界の命運を左右する悪役として暗躍。コンフラックスではプレインズウォーカー・カード版で再びカード化され、煽り文句「A Force of Ancient Evil Has Returned.」とニコル・ボーラスに対峙する4人のプレインズウォーカーのイラストで黒幕がいよいよ登場といった宣伝がされた。
公式ソースでは名前を「ボーラス/Bolas」と略されるのが常である。ただ、「ニコル/Nicol」と呼ぶユーザーも決して少なくない。これは日本に限った傾向ではなく、海外のファンサイトや公式サイトにおけるメール紹介などでも見ることができる。