「ロバート・キャパ最期の日」横木安良夫(東京書籍)
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●写真家ロバート・キャパについて、特に日本滞在から地雷を踏んで死にいたるまでの、最後の42日間について、彼の足取りを調査する場です。
Capa42日間の足跡↓
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もちろんロバート・キャパのすべてについて気楽に語る場でもありたいと思っています。ただただキャパの人生のファン、キャパの写真のファン歓迎です。
★ロバート・キャパ最後の日についてのINDEX
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●写真家集団マグナムを設立したひとりでもある、ロバート・キャパは、1954年(昭和29年)、4月13日、カメラ毎日創刊のおりに招待され、日本にやってきました。おりしもフランス領インドシナ(現在のベトナム、カンボジア、ラオス)戦争末期、二次世界大戦後、日本国内の撮影旅行を楽しんでいました。すると突然アメリカ、ライフ誌から仏印取材の要請を請け、周囲の反対を押し切って5月1日ベトナムに飛び立ちます。そして5月25日、ベトナム北部、ハノイ南東にあるタイビンの町からタンネ村(現在のキエンスオン町)に向かう土手を上がったあたりで地雷を踏み亡くなります。享年40歳でした。ロバート・キャパについてはいくつかの詳しい伝記があります。ただどれもが、日本滞在から死までの部分は、キャパの人生のなかでは、まるで付け足しのような扱いです。僕は、日本滞在からキャパの死までを調査し、「ロバート・キャパ最期の日」を、キャパ没50年にあたる2004年に上梓しました。不明だった、キャパの死の場所の特定もしました。しかしいまだ多くの謎が残っています。それはなぜ、あれほど「もう戦争写真は撮らない」といい、インドシナ行き直前にも行きたくないと周囲に漏らしていたインドシナに行ったのか、そしてなぜ、戦争写真家としてベテランだったキャパが不用意にも地雷を踏んだのか?本では僕なりの答えを書いています。
このコミュミティでは、僕の知る限りのロバート・キャパの、日本滞在から地雷を踏んで死ぬまでの42日間の情報を紹介します。まだその内容は断片的です。
★また、このコミュニティの情報をもとに、新たにキャパの本を書いたときには、情報者(著作者)の名前を明記して引用することがあります。
関連Site
マグナムのこのサイトには、多くのCapaの写真が紹介されています。
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キャパ、インドシナその2
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横木安良夫のCapaについてのBlogです。
キャパ、日本、インドシナ写真その1http://
横木安良夫BLOG「The Eye Forget」
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ブログのタイトルは、キャパの日本滞在中、撮った写真を纏めて、写真集を作くりたいと、カメラ毎日の編集者金沢秀憲氏に語り、タイトルを「The Eye Forget」にしたいと言ったところからとりました。しかし、キャパは地雷に倒れ、その後金沢氏は尽力しましたが、その写真集はついに出版されることはありませんでした。