★ベートーヴェンの「交響曲第7番」のコミュです★
「ベートーヴェン」のトピと被ってしまいますが、あえて単独コミュとして立ち上げております。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
♪ = ♯ = ♭ = ♪ = ♯ = ♭ = ♪ = ♯ = ♭ =
ベートーヴェンの交響曲の中で「タイトル無し」の曲ではあっても、たいへん人気が高い曲。
「のだめカンタービレ」効果のせいか、世間での認知度がグッと上がりました。
演奏者によりその解釈もさまざま。
色々な情報交換をできればと思います。
*曲名:交響曲第7番 イ長調 作品92
*作曲者:Ludwig van Beethoven(1770-1827)
*作曲時期:1811年から1812年にかけて
*初演(非公開):1813年4月20日、ルドルフ大公邸に於いて
(同時に交響曲第8番も非公開初演)
*初演(公開):1813年12月8日、ウィーン大講堂に於いて
(同時に交響曲第8番、「ウエリントンの勝利」も演奏されたと云われている)
*楽曲構成
・第1楽章:Poco sostenuto(4/4 四分の四拍子) → Vivace イ長調(6/8 八分の六拍子)
・第2楽章:Allegretto イ短調(2/4 四分の二拍子)
・第3楽章:Presto ヘ長調(3/4 四分の三拍子)
・第4楽章:Allegro con brio イ長調(2/4 四分の二拍子)
*楽器編成
古典派時代の典型的な二管編成
・フルート:2
・オーボエ:2
・クラリネット:2
・ファゴット:2
・ホルン:2
・トランペット:2
・ティンパニ
・弦楽五部
通常第1楽章提示部、第3楽章提示部、第4楽章提示部のリピートは省略されて演奏される場合が多いのですが、指揮者によっては忠実にリピートを再現する場合もあります。
また、楽章によってリピートをしたり、しなかったりすることがある曲でもあります。
ベートーヴェンの交響曲のリピートの点に於いては、多様性が見られます。
また、リピートの有無により演奏時間がかなり変化する曲でもあります。
*初演時の反応
非公開初演、公開初演共に成功したと云われています。
ワーグナーにより「舞踏の聖化」と評されたことは有名。
ロマン・ローランは「ディオニュソスの饗宴」とも評し、「大きなな哄笑と共に激情的な興奮と惑乱するユーモアセンスの閃きと恍惚悦楽状態。それはまったくの酩酊状態とも言えるが、高い能力と天才が陶酔しきった状態で作り上げた作品である」とも評しています。
*公開初演日12月8日について
・1941:大東亜戦争対米英戦 (太平洋戦争開戦記念日)
・1980:レノンズデー(Lennon's day)
ジョン・レノンがニューヨーク自宅のアパート前で狂信的なファン、マーク・チャプマンによりピストルで銃撃され死亡
*管理人のお気に入りの演奏の一部
・カラヤン/VPO
・カラヤン/BPO(1962DG)
・カラヤン/BPO(1971ユニテル映像 VIDEO、LD&DVD)
・フルトヴェングラー/VPO(HMV)
・フルトヴェングラー/BPO(1943LIVE)
・セル/クリーヴランド管弦楽団
・ハーガー/ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団
・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(Merodiaモノ)
・アバド/VPO(DECCAアナログ録音の方)
・ショルティ/CSO(DECCAアナログ録音'73の方)
・ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン
・プレヴィン/ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
・ウエラー/バーミンガム市交響楽団
etc...
難しいことはともかく、楽しく行きましょう!
(画像はフルトヴェングラー/VPOのフランス・パテのオリジナルLPジャケットです)