「美紗都ちゃんを救う会」設立の趣旨
熊本県熊本市在住の田中美紗都ちゃんは現在、熊本市立小学校の6年生。よく笑い、体を動かすことが大好きな女の子です。4年生になって、私どもの娘と同じバレー部に入り、一緒に楽しく活動していました。4年生の11月、お母様が病気で他界されましたが、それでも元気に学校生活を送っていました。
美紗都ちゃんが突然倒れたのは4年生の2月、体育の持久走の時間でした。熊本赤十字病院に1週間ほど検査入院しましたが、その時には原因は分かりませんでした。その後は少しずつ回復し、部活動にも参加できるようになっていました。しかし5年生の1月、冬休みの部活動中、体育館で再び倒れました。急性心筋梗塞を発症、心停止となりました。緊急入院し、集中治療を施され、心拍が再開しました。以後、心不全に対する薬物治療を受けながら、6年生の5月には教室に戻ることができました。ところが、7月半ば頃からまた、体調不良を訴え、三度目の入院となりました。現在も入院治療中ですが「心機能、心不全の改善が見られず(陳旧性心筋梗塞、慢性心不全)、心臓移植の適応」と判断されました。助かるためには「心臓移植」しかない・・・それが唯一の選択肢でした。しかし、国内での心臓移植が実施できる見込みは極めて少ないことから、渡航移植を希望することになりました。
熊本赤十字病院及び関係医師から、ドイツ・バードユーンハウゼン心臓病センターに美紗都ちゃんの心臓移植による救済を依頼したところ、受け入れて頂くことになりました。美紗都ちゃんが助かるには、早めにドイツに渡航し、移植待機登録をしておくしかありません。あまり時間はないのです。
私たちは何としても美紗都ちゃんの命を助けたいと思っています。しかし、ドイツでの手術は保険が適用されません。さらに、渡航費、家族の滞在費などを含むと、およそ8200万円もの費用がかかります。当然のことながら一会社員の美紗都ちゃんのお父さんがまかなえる金額ではありません。そこで、私たちは美紗都ちゃんがドイツでの移植手術をし、元気になって戻ってくるまでの費用をつくるために「美紗都ちゃんを救う会」を結成し、募金活動をすることを決意しました。
多くの皆様の善意に頼るしかなく、皆様のご支援とご助力がなければ美紗都ちゃんの命を救うことができないという状況をご理解いただき、ご協力くださるよう、切にお願い申し上げます。
2010年(平成22年)2月11日
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