宇宙太陽光発電とは、宇宙空間上で太陽光発電を行い、
その電力を地上に送る発電方法です。
長所
従来の発電方法に比べて発電量が多い。
環境汚染を引き起こさない。
資源の枯渇の心配が無い。
地上の受電設備をレクテナにすることで、
地上に照射されるエネルギー密度を、
自然物に影響のないレベルに下げることができる。
広大な面積を必要とするが、レクテナの下は居住区や農地に利用できる。
地表面で、生体への影響を考慮する必要がない程度のエネルギー密度、
10W/m²程度を想定している。
この場合、10km四方の受電設備で1GWの電力を受け取ることができる。
短所
エネルギーが強大なマイクロ波またはレーザー光の地上への送信経路は、
マイクロ波ならば電子レンジ内におかれた状態、
レーザー光ならば光線銃を浴びせられたような状態になる。
受電設備のない地上に向けて送信された場合、
生物の殺傷と人工物の破壊が起き、
戦略防衛構想で計画された光線/粒子線兵器を想起させる強力な兵器として機能する。
したがって、アメリカにおける構想母体が核兵器開発の一翼を担うエネルギー省であり、
その後の推進主体が国防総省であることから、国家による故意の軍事転用、
というより宇宙条約で禁止されている軍事目的を隠蔽するための方便として
名目上の「発電衛星」が建設されるのではないかと懸念されている。
困ったときには