『 念ずればはなひらく 』
坂村真民が好きな方・・・
坂村真民の詩に一度は触れてみたことのある方・・・
詩等、紹介していこうかと思っています・・・
興味のある方は是非ご参加くださいね・・・
癒(いや)しの詩人、坂村真民(さかむら しんみん)
「人はどう生きるべきか」を一生の命題とする祈りの詩人。
分かりやすくて、深く掘り下げられた詩は、幼稚園児から財界人まで、
年令、職業を間わず幅広く愛唱され、その生き方とあわせて、
「人生の師」と仰ぐ人が多い。
真民詩の愛読者の中には、各界の有名人も多いが、船井幸雄氏は、坂村真民さんを日本を代表する「徳の人」25人の一人として取上げ、次のように評価している。
「彼の作品の最大のポイントは、命あるものへの惜しみない愛と感謝、そして優しい激励であると言えよう。だから現代の社会に疲れた人たちは、救いとともに希望を見出し、愛唱するのである」と。(『清富の思想』)
また斎藤茂太氏は、『プラス思考がその人を強くする』という本の中で、このように言っている。「真民さんの詩や文章には、人を包み込むようなあたたかさがある。それは真民さん自身が本物だからなのだ。」「どん底を見てきた人は、人間に対する眼差しに慈愛が満ちるのだろう。」さらに斎藤氏は、真民さんが挫析と劣等感をバネに詩をつくって来たことに共感し、心から敬意を表している。
◆ 坂村真民さんの略歴 ◆
明治42年1月6日 熊本県に生まれる。8歳の時に、父親の急逝によりどん底の生活に落ちる。
5人兄弟の長男として母親を助け、幾多の困難と立ち向かう。昭和6年 神宮皇学館(現皇學館大學)を卒業。25歳の時、朝鮮にて教職につき、36歳全州師範学校勤務中に終戦を迎える。
昭和21年から愛媛県で高校の国語教師を勤め、65歳で退職、以後詩作に専念する。
始めは短歌を志し、昭和12年『与謝野寛評伝』を著している。
四国に移住後,一遍上人の信仰に随順して仏教精神を基調とした詩の創作に転じる。昭和37年、月刊詩誌「詩国」を創刊、16年3月からは「鳩寿」と改題し、
以後毎月、一回も休むことなく発刊し1200部を無償で配布している。
また詩の愛好者によって建てられる真民詩碑は
日本全国47都道府県に分布し、その数は現在,海外の
35基と合わせると約730基となる。