みなさん。
ボクが主催している「ザ・ネガティ部」に入らないかい?
活動は簡単。
自分や周囲に起こることを、全てネガティブに捕らえること。
人生に起きるあらゆることを、ネガティブに捕らえること。
むしろ、「世界vs自分」くらいまで思うこと。
何をするときでも、どんな状況でも、「最悪の事態」を想定し、更にその斜め上まで行くことを想定すること。
なんでそんなことするんだ、だって?
決まってるじゃん。
ごくたま〜に来る、「嬉しい出来事」を、何十倍も嬉しくさせてくれるのさ。
ゴルフ用語で、「ショックアブソーバー」と言うらしいけど、常に自分にとって最悪な状況を想定することによって、ちょっとラッキーなことがあると嬉しいんだ。
普通の人が「ラッキー♪」と思っていることを、ネガティ部に入っている人は、「ああ、神様よ、このような私めなんかにこんなに幸運を下さってありがとうございました!またこのような幸運が来るとは思えませんが、今、ここで、感謝を捧げたいと思います!」という、普通の人より、「ちょっぴり嬉しいこと」に物凄く幸せを感じさせてくれるんだよ、ネガティ部は!
ボクの好きな言葉に、「小確幸」という言葉があります。
「小さくても、確かな、幸せ」
という意味です。(by村上春樹)
ネガティ部に入っている人は、「小確幸」があるだけで、充分幸せになります。
例を出しましょう。
・給料が減った!
→これからも、どんどん減るかもしれなことを想定。万が一上がったら、信じられないほど超ハッピー!
・同じ部署の女の子が、なんか、ボクだけに冷たい気がする。
→完全に相手にされてない、むしろ嫌っていると想定。もし、好きでも嫌いでもなかったらラッキー!
・親父狩りにあってお金をとられて怪我をした!
→運が悪かった。とっても痛かった。けど、あのお金が、豪快に使われて、今の日本のデフレ状況が少しでも変われば、ラッキーだ。
・某有名プロゴルフプレイヤーの場合(結構有名な話)
アルゼンチンのプロゴルファー、ロベルト・デ・ビンセンツォはあるトーナメントで優勝し、賞金の小切手を受け取って帰る準備をしていた。
彼が一人で駐車場に向かっていると、一人の女性が彼に話しかけてきた。
彼女は彼の勝利をたたえた後、自分の子供は重い病気にかかって死に掛けているがお金がないために、医者に見せることもできないのだと彼に伝えた。
それを聞いて哀れに思ったビンセンツォは「これが子供のために役立てば良いのだけど」といって、獲得したばかりの賞金の小切手を彼女に握らせた。
翌週、彼がカントリークラブで食事をしているとテーブルにゴルフ協会の職員がやって来た。
「先週、駐車場にいたやつらが、君がトーナメントで勝った後、そこで若い女性に会っていたといっていたが・・・」
ビンセンツォはうなずいた。
「実は」と職員は続けた。
「彼女は詐欺師なんだ。病気の赤ん坊なんていないんだ。結婚すらしていないんだよ。君はだまされたんだ。」
「すると、死に掛けている赤ん坊なんていないのか?」
「その通りだ。」
すると、ビンセンツォは笑いながらこう言った。
「そうか。そいつは今週で一番の良い知らせだ。」
・会社をクビになった!
→この不況のご時勢、次の新しい会社を探すのはまず無理だと想定。凄いブラック会社に入ることになるかもしれない。でも、就職できただけで超ハッピー!
・交通事故にあって怪我をした!
→もし、死んでいたらと想定。でも命が助かっただけで充分幸福。
・家が全焼した!
→もし、死んでいたらと想定。しかし、上と同じく、命が助かったことで充分幸福。いや、これ以上の幸福はない!なんてボクは幸運なんだ!
このように、日常生活を、「この世に現れる全ての事象を、自分にとって全てネガティブに捉える」ことにより、たま〜にくる「小確幸」に人一倍幸運を感じる。
「あー明日、なんかイイコトないかな〜
ボクにイイコトなんて、金輪際、一切、ないだろうな〜」
こう考えるのが、我が部活、「ネガティ部」の基本なのです!
どう?
みんなも一緒にネガってみないかい?
常にネガっていると、本当に、本当に小さなことで幸せを感じられるよ。
例えば、都会のコンクリートから、精一杯頑張って生えている花を見つけたときの、幸運。
さあ、みんな、いつでもネガっていよう!
上にも書いたけど、普通の人が「ラッキー!」と思えることを、「神よ、あなたに感謝します!」レベルまで喜ぶことが出来るよ!
ちなみに、活動方針は、「特に何もしない」です。
でも、もしかしたら、人生が、0.005%ほど変わるかもしれないです。
困ったときには