Elliott Smithについての印象:
Elliott Smith という歌手は男の人なのに女の人のような声でフォークを歌う不思議な人です。
Elliott Smith のサイトはこちら。
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引用: 『エリオット・スミスが自殺した October 22, 2003』
エリオット・スミスが自殺した。ついさっき知ったばっかり。なんで自殺したかはわからない。僕はすごい気が動転している。涙が出そうなくらい。
大好きな音楽家だった。前の日記にもちょっと書いたけど、繊細なメロディーに透き通ったボーカル、特にその声は圧倒的にすばらしく、ここ最近いるミュージシャンの中でも特別なものだと思う。
彼がアル中で、薬物依存症だったのは知っていた。新作が出るのを楽しみにしていたのに残念だ。もっと彼が作る曲を聴きたかった。
今日は家に帰ったらエリオットを聞こう。
彼はもういない。
あるのは音楽だけだ。
引用: 逃避としての音楽。逃げ出したいがために、音楽の中に身を委ねることがよくある。
集団の中での違和感が次第に自分に対する違和感に変わってくる時、人は、自分捜しをはじめるのだと言う。自分が自分らしくいることのできる、居心地のいい場所、居心地のいい、自分のあり方。そして、音楽の中に、それを見い出し、ひたすら身を委ねる。果てない美しさを、自分の中に感じる。深く、深く。
それは、幸福なことだ。
委ねる何をも持たない時、音楽が人に寄って在ることは福音だ。
さて、シンガーソングライターとひと括りにされる中で、エリオット・スミスはとても、不思議な雰囲気をもっている。ディランのように社会の真ん中に立たされるでもなく、ルー・リードのように偏屈なニューヨーカーでもなく、ジョニ・ミッチェルのように平和をまき散らすでもなく、ジェイムズ・テイラーのように優しい歌声を聞かす訳でもない、敢えて言うとジェフ・バックレィになるのかも知れないが、彼のように歌を生きている訳でもない。
どちらかと言うと、歌を通じて、人の心の傷を透視しているような感じがする。その中でも、メロディーの特に印象的なこの曲を今回は選んでみた。
今回は、自分自身文字通り、この曲をコピーすることに逃避した形だ。アコースティック・ギターの音色が美しい曲で、最初はファンサイトのタブ符を参考にしていたが、全然曲の雰囲気が出ないので、自分で一からコピーし直した。原曲のコードはCで、ギターの3フレット目にカポタストをつけて、つま弾いてみていただきたい。
ヴィデオなどを見て気付くのだけど、彼のフィンガーピッキングのスタイルは、基本的に親指と人さし指を交互に用いる、2フィンガーと呼ばれるスタイルだ。簡単に言うと、親指でベースの動きを弾きながら、人さし指の弾き上げや弾きおろしでコードのカッティングや、メロディーラインを弾く、と言う、なかなか言葉にすると、難し気なことだ。それから、リズムは少しシャッフルしているので、難しいかも知れない。でも、一度リズムに乗ってしまえば、おそらくその後は早いだろう。CDを聴きながら、少しづつ合わせてみてもらいたい。いくつか判らないところがあって、間違えているところもあるのだが、少なくとも、一日ギターに取りかかって、あらためて、ギターの音色の美しい曲だ、と思わずにはいられない。
逃避が、実を結ぶこともある。美しい混乱の中、背に蝶の羽を背負って、空へ羽ばたくことがあるのかも知れない。ささやかな原稿とタブ符だが、そんなこともあるのかも知れない、と漠然と考えた。ギター少年の、ベッドルームの小宇宙を、思う。
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