・゚ ゜ ・゚** ゜*。*:.。おろち。.:*・゚** ゜*・゚* ゜・゚
『おろち』は楳図かずおの恐怖漫画作品。「週刊少年サンデー」1969年25号〜1970年35号に連載された。実写版映画が2008年9月から10月にかけて公開された。
不思議な能力を持ち、歳をとることのない謎の美少女「おろち」が、悲壮な運命に翻弄される人々の人生を見つめていくオムニバス形式の作品である。9つのストーリーから成り立っている。
おろちは作品を通しての狂言回し的存在ではあるが、ある人の人生をほとんどただ見つめるだけのこともあれば、みずからその不思議な能力を使ってストーリーに積極的に介入していく場合もある。
楳図作品の中では、怪談的な恐怖よりも、人間誰もが心に持つ恐ろしい部分を描き出した心理的ホラーに近い作品である。ラストでのどんでん返しも多く、工夫されたストーリーが多くのファンに支持されている。
『お母様、、なす術は無いのですか!?』コミュニケーション部屋
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代々続く名門一族、門前家の女主人、門前葵は自信に溢れた銀幕の大女優で、いつも自宅の試写室に篭り、自分が出演した場面を繰り返し見ては満足そうに笑っていた。
ある日、葵は試写室のスクリーンに映る自分の顔を見て青ざめる。
そして、階上にある“決して開けてはいけない部屋”に駆け込んだ。代々門前家の女は、29歳になると美しい顔が醜く崩れ落ちる運命にあるのだ。
美しい女の悲しい運命を、おろちが見つめていた…。
楳図かずおの同名原作を「リング0/バースデイ」「予言」の鶴田法男監督が映画化したダークファンタジー。100年に1度永い眠りにつき、不老不死の体で人間の世界を彷徨う謎の美少女・おろちは、29歳を過ぎると醜い姿に朽ち果て死んでいくという悲劇にとり憑かれた門前家へ家政婦として潜りこむ。
現在は美しい姉妹がいる門前家だったが、そこにはさらにもうひとつ大きな秘密が……。美しい顔が崩れていく門前姉妹を木村佳乃、中越典子が熱演。おろち役に谷村美月。
予告編 http://
実写映画が2008年9月20日より公開中。
『姉妹』と『血』の2編を基にしたストーリーとなる。2007年11月22日から東京都などで2ヶ月間撮影が行われた。
楳図はキネマ旬報2008年10月下旬号にて「自身の作品の初映像化」と高評価しており、鶴田監督との対談の際、鶴田は「そんなに楳図さんとシンクロしているとは思わなかった」という旨の発言をしている。
本篇のDVDは特別編ともに2009年3月21日発売。
スタッフ
監督:鶴田法男
プロデューサー:佐藤現
脚本:高橋洋
音楽:川井憲次
主題歌:柴田淳「愛をする人」(ビクターエンタテインメント)
製作:「おろち」製作委員会(東映ビデオ、テレビ東京、東映、小学館、東映チャンネル、東映エージェンシー、小学館集英社プロダクション、Yahoo! JAPAN)
配給:東映
上映時間:107分
キャスト
門前一草・門前葵:木村佳乃
門前理沙:中越典子
おろち:谷村美月
一草の恋人:山本太郎
執事:嶋田久作
映画『おろち』公式サイト
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鶴田法男 監督、製作日誌
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UMEZZ.com: 楳図かずおオフィシャルホームページ
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