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由良山

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詳細 2010年3月21日 20:59更新

1由良山(ゆらやま)

 由良山は,川島校区の北部に位置しています。標高(高さ)121メートル,周囲3キロメートルの山です。黒雲母安山岩(くろうんもあんざんがん:岩石の種類)でできており,北東斜度12度の柱状節理(柱状節理:柱状にたてに形成されている)から成り立っています。

2由良山にまつわる行事や伝説

(1)お火揚げ(おひあげ)神事

 由良山のふもとにある清水神社は,神櫛王(かんぐしおう)をまつってある由緒ある神社です。そして「雨乞いの神さん」 としても知られています。特に珍しいものはおかめ洗い行事による雨乞いの祈願です。これは1981年に高松市の有形民俗文化財の指定を受けました。もう一つ雨乞い行事として,お火揚げ神事があります。昔は5月30日の夜,雨乞いと五穀豊穣(ごこくほうじょう:米や麦などがたくさんとれること)を祈りながら,頂上にある竜王社に登りお払いの儀式の後,集めた松葉に火を付けました。この行事をすると,よく雨が降るといわれていました。現在は,8月の第一土曜日の夜に行われています。

(2)由良相撲(ゆらずもう)

 江戸時代初期(1657年),地元上田井の名門の家に生まれ,文武両道(学問にも武道にも)に優れた鎌倉一学(かまくらいちがく)という人がいました。この人は,田畑に水を引くことに力を入れた人なのですが,とても力の強い力士としても有名でした。巨人怪物と相撲を取ったというおもしろい伝説も残されています。今でも,清水神社の境内にはそれらを記念した相撲供養塔があります。

(3)伝説「由良山の天狗(てんぐ)」

 今から60年ほど前までは,子どもが行方不明になると,由良山の天狗にさらわれたといわれていました。必死の思いで探す親たちが山の天狗に向かって「もどせよー,返せよー」と叫んでいたそうです。しかし本当のところは,無理をいってきかない子どもを驚かすために「泣いたら天狗が連れに来る」と言っていたようです。

(4)伝説「ゆらんやま」

 昔から地震があっても由良山辺りはあまり揺れないという言い伝えがありました。由良山をもじってゆらん山とこじつけたようです。

(5)伝説「由良山を巻く大竜」

昔から,由良山のご神体は竜であると言い伝えられています。由良山も竜がすむ山として頂上には竜王社をまつっています。竜は雨を呼び,雨に乗って天に昇ると言われており,雨乞いの山,雨乞いの宮として多くの人々に親しまれています。その伝説の一つに次のような話が残されています。「大昔由良山を七巻きするほどの大竜がすみそのしっぽが500メートル離れた蔵王神社までのびていた。」蔵王神社は昔から「お蛇尾さん(おじゃおさん)」と呼ばれているのもそのためであるそうです。

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