「ホクス・ポクス・フィジブス(凶事よ消え失せよ)」
マリーカ・フォン・フォイエルバッハ(Marika von Feuerbach)
彼女は本編終盤、宇宙暦801年 新帝国暦3年 2月22日に、ローエングラム初代皇后ヒルダの近侍として突如現れた銀河英雄伝説が誇る天然娘である。
初登場の103話では、セリフは無く、字幕で名前の紹介がされる程度だったので、かの大事件の前には、その可愛さもすぐに記憶の端へと追いやられた事だろう。
しかし、106話において、ヒルダとアンネローゼの危機に、その状況にそぐわぬチョコレートアイスを携え現れ、「ホクス・ポクス・フィジブス、ホクス・ポクス・・」と祖父から教わった呪文を連呼する彼女との衝撃的再会は、ケスラーのみならず我々の心を鷲掴みにし、以後忘れ得ぬ存在となるに十分だったに違いない。
また、その外見からは想像出来ない異性へのアグレッシブさも、彼女の魅力を語る上で欠かせないものであったと後世の歴史家は指摘している。
困ったときには