c u a d (Chiba University,the Architecture Department)
千葉大学建築デザインチームとして様々な建築デザインの活動に意欲的に取り組んでいく団体です。
10月30日、31日、11月1日、2日の千葉大祭ではキャンパス内にある語らいの森というところでインスタレーションを行います!この機会に是非、語らいの森にいらしてください。お持ちしております。
語らいの森インスタレーション
「流転の白ー再構築ー」
流転(るてん)とは物事がとどまることなく移り変わってゆくこと。
布による空間の再構築
語らいの森は千葉大学の象徴的な存在である。それにもかかわらず例年の大学祭期間における森の存在は忘れ去られている。学内が普段とは一変した風貌を呈している中、この森だけが相変わらぬ様相だからだ。そこで布という、風を感じさせさわやかさを演出してくれる素材を利用して、語らいの森を引き立て大学祭と強調させる。
布で創られた空間はさまざまな表情をみせる。風に揺らぎ、光と影を映し出し、空間の質は1日を通し移り変わっていく。そして布をかけるとそこに壁を感じることができる。それはすなわち領域、言い換えれば空間を認知することに他ならない。布をかけるだけで今まで存在していなかった空間が出来るのである。
また布によって生まれた新たな空間において、そこに存在する木々や土、置物などは新鮮に受け止められることだろう。つまりそれは元々存在していた語らいの森の再認識である。空間を新たに創りだすことは既存の空間の再構築につながるのである。
本インスタレーションは、布自身でなく語らいの森をより良い空間にするという方向性で鳴らなければならないのは言うまでもない。
この語らいの森に現れた空間をぜひ体感してほしい。
困ったときには