1995年1月17日、阪神・淡路大震災は多くの犠牲者をもたらすと共に、たくさんの人々の生活を一変させました。特に、社会的に弱い立場に立った人達が大きな被害を受けたことが特徴的だったと言えます。
2000年1月に仮設住宅が完全に解消され、21世紀の幕開けと共に、ここ被災地KOBEも復興への第一歩を踏んだと言えます。しかしまだ、再建した住宅や災害復興住宅など新しい住まいでのコミュニティの形成の問題、暮らしを再建する中で、生きがいと仕事の確保が大きな課題となっています。
そのなかで、被災地NGO恊働センターは、生きがい仕事づくり事業としてまけないぞう事業に取り組んでいます。
また、KOBEでの経験を活かし国内外を問わず自然災害に即座に反応し、災害救援活動を行っています。
(姉妹団体に「海外災害援助市民センター(CODE)」があります。
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震災後の震災ボランティアから始まり現在、「まけないぞう事業」と「災害救援活動」を2本柱として活動をしていく中で、私たちは、「自立とは支え合うこと」ということに気づきました。
今後の被災地を占う様々な検証・研究会へ参画し、提言・提案活動も行っています。国内外を問わず単純な支援ではなく、自立を目指した、被災当事者自身が主体的に関わる形での恊働を模索していきたいと考えています。市民が主役となり、主体的責任をもって関わる新しい市民社会を形成するために、それぞれの身の丈にあった恊働の働きをしていくと共に、広く市民が恊働の働きを実践する場をつくっていきたいと思います。
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困ったときには