1993年、アウトドア業界で長年のキャリアを有し、また自らアウトドアスポーツを本格的に取り組んできたマイク・ウォーレンフェルズ(現社長)、ジャック・ギルバート、ポール・クラマー、ペイジ・ブッチャーの4人によって、マウンテンハードウェア社(以降:MHW)は誕生しました。4人はMHWを立ち上げて、わずか90日で2つの製品を世に発表しました。現行モデルとしても存在する“エクスポジャーパーカ”と“サブゼロジャケット”です。この業界において、ほぼ不可能といわれる90日での生産を素早く効率的にこなすことができたのは、4人の経験と、技術的に進化した製品改革への理念「Radical Thinking (先鋭の発想)」があったからです。その10数年後、MHWは35以上のセールスレップを有し、またカナダ、アジア、南米、オセアニアに支社を持つまでに成長を遂げました。
常に「Radical Thinking」という考え方で、製品作りをしていますが、MHWは「lnnovation(革新)」にも力を注いでいます。“クロスフローテント”の構造、ゴア社との協力による“ウィンドストッパーネクストトゥスキン”の開発、スリーピングバッグで使われている、MHW特許の“クァンタムエクスパンダー”などが一例です。
従業員はアウトドアにかける熱意、そして革新的で技術的に進んだギアを作る、という情熱を皆が持っています。さらにサポートをしている20名以上のアスリートからの、自然環境下においての実用的なアドバイスを、最新技術・素材開発に役立て、アウトドア知識にも磨きをかけています。アイテムへの革新と使う人への心づくしを融合させ、ディテールにこだわった生涯使える高品質な製品を作るブランド、それがMHWなのです。
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