『The Present』は、
多文化的なサーフィンのテクニックと幅広い層のサーファーたちによる
新たなるサーフィン体験と、その可能性を追求する
ドキュメンタリー・フィルムである。
人類は永年に亘り、
この星で経済活動を行ない物欲的な消費社会を構築してきた。
しかしひとたび海に目を向けると、
そこではサーファーたちが波を求めて地球上を旅し
割れる波が与えてくれる恵みを享受している。
地球は自転し、潮は満ち引きを繰り返す。
このバランスの中で私たちが生きている幸福をサーファーたちは波に乗る行為を通して無意識に感じとっているのかもしれない。
素晴らしいサーフィンときらめく映像の背景に、
トーマスは普遍的で崇高なメッセージをそっと忍ばせている。
フィルムを通して私たちは、チェルシー・ヘッジのサーフィンから
女性サーファーの進化した次元に改めて驚かされたり
ダニー・ヘスやパタゴニアのフレッチャー・シュイナードの作る
長持ちする道具=サステイナブルなサーフボードの可能性に想いを巡らせたり
波の作りだすバレルの中に途方もなく長い間もぐりこむ
ダン・マロイにストークするだろう。
また、カリフォルニアでは
ド派手な360°のエアーを超人的にキメるデーン・レイノルズに驚愕し
ジョエル・チューダーからはサーフィンの歴史的な足跡と
その価値を聞くことができる。
そして、コミカルなサーフコンテストのコメディからも、
様々な種類の道具に乗ることが可能であるということを我々は学ぶのである。
自然が与えてくれる状況に応じてどんな道具を選んでも構わないということ、
そして原点に立ち返れば、
古代ハワイ人たちが乗っていた木製の簡素な板っきれでも、
波の上を滑る喜びに代わりはないことを、このフィルムは教えてくれる。
『The Present』が示すもの。
美しくも神秘的な水の惑星におけるサーフィンの旅。
それはサーファーたちによる
地球の恵みに感謝するための軌跡を描いた一大叙事詩なのである
---->>HPより引用
公式HP
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<USA>
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困ったときには