ハムリンフィスチュラジャパンは、産科フィスチュラ患者を支援する日本で唯一の非営利団体です。有志数名により2005年に立ち上げられました。
産科フィスチュラ(フィスチュラ=瘻孔)とは、整った医療のない出産や暴力などにより、産道に孔が開き、膀胱や大腸との壁が損壊して、排泄コントロール機能が失われてしまうという病気です。
主に貧しい国の若い女性に多く見られ、WHOによると、世界には200万人以上のフィスチュラ罹患患者が存在するそうです。正確な数字は分からないものの、毎年9000人ものの方が新たにこの病気にかかっています。
通常赤ちゃんは死亡し、感染症、歩行困難などが合併する場合があります。また臭気のせいで離婚、実家にも戻れない女性がたくさんいます。多くが文盲で、生計を立てられず、孤独に苦しんでいます。
ハムリンフィスチュラジャパンは、エチオピアの専門病院、アジス・アベバ・フィスチュラ・ホスピタルを支援する日本拠点です。
フィスチュラ・ホスピタルは、1974年にハムリン医師夫妻が開設した、フィスチュラ患者を無料で治療する病院です。夫妻が治療した患者の総数は2008年現在で3万人以上。
日本政府も2004年に、UNFPA(国連人口基金)に約4億円のフィスチュラ対策資金提供しました。フィスチュラ患者は一人当たり、手術・入院、物理療法や識字クラス、往復交通費や洋服支給で平均5万円ほどです。
全員がボランティアなので、寄付金等は最大限効率的に現地に届けられています。
このようなフィスチュラ患者の存在、フィスチュラ・ジャパンの活動を広く知っていただきたいという願いを込め、本コミュニティを設立しました。
フィスチュラについての説明や、日本で開催されるイベント情報などを中心に少しずつ掲載していきます。
まずは、世の中の人に知って頂くことが、より世界的な取り組みに繋がると信じています。なので、興味のある方は、是非コミュニティへの参加をお願いします。
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絵本:アゼブちゃんのあかちゃん
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