映画『女殺油地獄』
不朽の名作を完全映画化!!
“近松門左衛門の代名詞”とも言える浄瑠璃「女殺油地獄」。大胆解釈の元、新世紀に蘇る!
◆Story
その妖艶なまでの美しさで男を虜にする女郎・小菊(藤川のぞみ)。
河内屋の跡取り息子である与兵衛(安田慎吾)も彼女に入れあげ借金を重ねていた。
しかし小菊は、お金ではなく「命がけでこい」と与兵衛をはねつけ翻弄する。
一方、油を卸して生業を立てる七左衛門(柳憂怜)の内儀・お吉(山田キヌヲ)は、七左衛門に与兵衛の放蕩を諌めるよう頼まれ、与兵衛の元を訪れる。
だが、最早小菊を手に入れることに囚われている与兵衛は聞く耳を持たない。
その帰り道、お吉とすれ違った小菊は、お吉を「もう花ではない」と嘲笑う。
その言葉がお吉の中の秘められた欲情を揺り動かすのであった…。
◆Cast
藤川のぞみ
山田キヌヲ/安田慎吾/大和屋ソセキ/柳 憂怜/火野正平
◆主題歌
「雫」 唄:Lily
◆Staff
原作:「女殺油地獄」近松門左衛門
監督・脚本:坂上忍
映画『女殺油地獄』オフィシャルサイト
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私がこの映画を観終わった時、衝撃を受けました。
宣伝では、何か、官能的な面ばかりが話題になっていましたが・・・・
個人的に、この映画は、
現代人に「生き方」を問うてる、そんな映画だと思いました。
何が欲しいの?
何がしたいの?
既製の生き方していていいの?
自分の生き方してるの?
命賭けて、自分をやってるの?
私にとって、衝撃的でした。
自分を生きてるのだろうか?って・・・・・
役者陣も素晴らしかった。
もっと、もっと、話題になっていい映画ですよ