Isabelle Faust (b.1972)、ドイツのヴァイオリン奏者。1993年のパガニーニ国際コンクール優勝後もフランス留学で視野を広げ、J.S.バッハから現代音楽に至る幅広いレパートリーを身に着けた。特にフェルドマン《ヴァイオリンとオーケストラ》(col legno, 20089) は、20世紀を代表する作曲家の最重要作品の決定的な録音である。1997年のバルトーク・ソナタ集 (harmonia mundi, HMN 911623) でグラモフォン賞最優秀新人部門を受賞するなど、室内楽演奏にはデビュー時から積極的に取り組んできたが、特にアレクサンドル・メルニコフというパートナーを得てからは、このデュオやジャン=ギアン・ケラスを加えたトリオで、19世紀の主要作品を全制覇する勢いで活動を続けている。2009年にはこのデュオで、ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全集をリリースした (harmonia mundi, HMC 902025)。
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