リュウキュウアユは、沖縄本島と奄美大島にしか棲息しない鮎の亜種です。
しかし、沖縄本島のリュウキュウアユは1978年に最後の1尾が捕獲され、1980年には絶滅したものと認められています。
現在、沖縄の河川やダムに生息しているリュウキュウアユは、奄美大島で捕獲され、高知大学で繁殖された稚魚を放流したものです。
そして奄美大島のリュウキュウアユも、多年に渡る禁猟や保護活動が続けられながらも、絶滅の一歩手前で生き延びているのが現状です。
環境省のレッドデーターブックでも
「絶滅危惧IA類」ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
として掲載されています。
これはアマミノクロウサギ(「絶滅危惧IB類」近い将来における絶滅の危険性が高い)よりも絶滅の危険性が差し迫っていることを示しています。
このコミュニティは、奄美大島のリュウキュウアユについての情報交換を目的とします。