【宇宙アイス】
誰がなんといおうとも絶対にオイシイ
これは絶対にアイスであーる
▼宇宙食▽
宇宙食は、主に宇宙船の中で宇宙飛行士が食べる食物のことである。概ね無重量(自由落下)状態にある宇宙船の居住スペースが狭く、設備的にも限られることから、これを有効活用する上で様々な工夫が凝らされている。
宇宙食が満たすべき要素は大きく分けて次の通りである。
長期保存が可能であること。
宇宙空間での物資補給は不可能であるか、限られた回数しか行えないためである。
できるだけ軽量であること。
宇宙船の積載貨物の重量は限られているため。
強い臭気を伴わないこと。
船内は密閉されており、換気ができない。また脱臭装置を積み込む余裕がない場合も多い。
飛散しない。
周りがミッション達成や生命維持に必須の精密機器だらけであるため、砕けたり汁が飛ぶようなものは、これら機器にトラブルが生じたり、船員が飛び散った食品で火傷したり負傷する危険性があるため、これの防止が必須である。
栄養価が優れていること。
それだけを飲食することになるため、栄養のバランスに注意が払われる。また狭い船内でストレスを被らないよう、デザート等の娯楽要素も求められる。
温度変化や衝撃に耐えること。
特別な調理器具を必要としないこと。
このうち軽量性については、スペースシャトルでは水素電池を用いており発電の際に水が発生することから、この水を加温して調理に用いるのが最も効率的である。そのため加水調理に適しており保存性・栄養・食感の面でも優れたフリーズドライ食品は、多くの宇宙食に採用されている。フリーズドライなどの技術は民生技術としてインスタント食品に広く用いられるようになった。宇宙への輸送コストが、現状ではスペースシャトルでも1キログラムあたり約8,800ドル程度掛かることも、軽量性が重視される一因である。
臭気については、魚などは今も嫌忌される傾向にある。また安全性についてだが、無重量状態では対流が発生しないことから、液体がなかなか冷め難い。このため宇宙船内で供給される湯は口に含んだ際に熱くてむせることのないよう、スペースシャトルでは摂氏70度、国際宇宙ステーション(ISS)では摂氏80度止まりという事情があるため、インスタント食品でもこの温度の湯で美味しく調理できるものが求められる。
水分の多い料理は粘り気を持たせて飛び散らないようになっており、またスープやジュースはパックからストローで直接飲むようになっている。現在では宇宙船内で電気オーブンレンジが利用できるため、レトルト食品等はこれを使って温めることができる(電子レンジは諸般の事情[1]で採用されていない)。
地上では宇宙関連の博物館で土産物になる程度の、市場規模が現時点であまり期待できない宇宙食にこれだけの研究開発が行われている背景には、宇宙ステーションでの長期滞在や火星への有人宇宙探査が現実味を帯びている中で、骨粗鬆症など宇宙空間で起こる深刻な健康上の問題に対応する必要性、またある意味単調な生活の中で食事が非常に重要な気分転換となることがある。このため味の面での改良や、デザート等の充実も図られている。
この他にも近年の国際宇宙ステーション計画では様々な国の様々なクルーが生活することから、各国の料理に関連した宇宙食が開発され、食のタブーに絡む制約から特定の食材のみで作られたものから、クルーが普段慣れ親しんでいる好物が宇宙でも食べられるようにする、様々な工夫が凝らされたものが、現在でも開発が進んでいる。この中には日本食も取り入れられている
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でも、アイス意外はどうでもよい。