デンマーク出身のチェンバロ奏者
ラース・ウルリク・モルテンセン(チェンバロ) Lars Ulrik Mortensen, cembalo
世界の古楽をリードするチェンバロ奏者、指揮者。
デンマーク王立音楽アカデミーで学んだ後、ロンドンで研鑽を積む。1988年から1990年までロンドン・バロック、1993年までコレギウム・ムジクム'90と共演。その後ミュンヘン音楽大学にチェンバロ科教授として招かれ、教育とコンサート活動を行う。1999年コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)の芸術監督に任命され故国デンマークへ帰る。翌年、コペンハーゲン王立劇場で指揮デビュー。この大成功により、2002年再び招かれ、ヘンデルの「ジューリオ・チェーザレ」を上演。このほかモーツァルトのオペラ作品(「フィガロの結婚」など)、ロッシーニ「セビリャの理髪師」、モンテヴェルディ「ウリッセの帰郷」の上演も行い絶賛された。今後も、モンテヴェルディ、ヘンデル、ラモーのオペラ上演が決まっている。
ソロや、カークビー、ホロウェイ、リンデン等との共演、手勢のCoCoやEUバロック・オーケストラを率いての、ピリオド楽器による演奏によって、音楽の本質を深く追求し、なおかつそれを現代的な形で提示する。CD録音でディアパゾンドール、カンヌ・クラシカル賞、デンマーク・アカデミー賞などを受賞。2007年レオニー・ソニング賞を受賞している
困ったときには