日本酒「まぼろしの酒 嘉泉」を作っている文政5年創業(1822年)の蔵です。
≪よろこぶべき泉・嘉泉≫
酒造りを開始するにあたり、九代目勘次郎は敷地内の各所に井戸を掘ったそうです。
すると、大ケヤキの傍から滾々(こんこん)と、清冽な泉が湧いて出た。
この豊かな水脈こそ、秩父古生層の岩盤から湧き出る秩父奥多摩伏流水で、水質は中硬水、酒造りに最適な水でした。
これこそ、田村家の酒造りの未来を占う吉兆ではないか。
九代目はこの水を「よろこぶべき泉」として讃え、酒銘を、「嘉泉」と命名したのです。
嘉泉ではこの180年前の井戸を、今もそのまま仕込み水として使っています。「よろこぶべき泉」は創業以来不動のものとして、嘉泉の酒造りを支えているのです。
≪まぼろしの酒≫
「抜群の高精白を誇る、本醸造を造る。それを二級酒として販売する」、
それは現当主15代田村半十郎の大英断でした。酒の名は『まぼろしの酒 嘉泉』。
醸しだされた酒は、これまでに例を見ない優れた酒質から、酒通の間で大評判。
以降、嘉泉といえば「まぼろし」がその代名詞となって今日に至っています。
最寄駅はJR青梅線 福生駅です。
田村酒造場オフィシャルサイト
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■説明文はトモ〜さんが書いたものです■
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