福島県の会津を舞台に作成された映画です。
いま「ありがとう」って言いたい。
誰かになにかを伝えたい気持ちって大切ですよね。
みんな集まって話をしましょう。
トップ画像は、脚本を書かれた松本稔さんより無理言って送っていただきました。
公式サイト
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今後の上映予定
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ストーリー
福島県のとある地方都市。
高校生の桃子は、父親と離婚した母に反発し顔を合わせれば対立していた。学校での授業はうわの空、夜は仲間たちと街で騒ぎ、校則で禁止されているレストランでのバイトをする毎日を過ごしていた。
そんなある日、桃子は福島ローカルのFMラジオ番組から流れてきた詩の朗読に聞き入ってしまう。それは、長田弘の「最初の質問」という詩であった。
それから数日後、バイトの休憩中に詩集を読んでいた桃子は先輩ウエイトレスの三津子から盲学校での詩の朗読を頼まれる。
始めは戸惑っていた桃子だったが、強引な三津子に手を引かれ盲学校に行くことに。そして彼女が選んだ詩は長田弘の「最初の質問」であった。
始めは緊張していた桃子であったが、しだいに詩の世界に入り込み、生徒たちも朗読に引き込まれていく。
朗読が終わり、顔を上げた桃子は教室の外に一人の高校生の姿を目にする。
彼は、盲学校に通う高校生の亮太であった。
二人は、同じラジオ番組を聞いていることで急速に距離を縮めていく。そして、桃子と亮太は仲間たちと一緒にスキーに行くことになるが、そこで事故を起こしてしまい…
出演者
阿部桃子 役:佐津川 愛美
阿部由樹 役:鈴木 砂羽
大久保亮太役:栩原 楽人
矢島三津子役:美保 純
松浦 透(DJ) 役:池内 万作
藤崎和義 役:国広 富之
岡島隆三 役:鶴見 辰吾
主題歌
昨年二月にデビューし、「COON(コーン)」の名前でも音楽活動をしているシンガーソングライターの大津貴子がこの映画を見て感動。この映画のために十五歳の時に作った曲を主題歌としてアレンジした。
主題歌
「ありがとう」
唄 : 大津貴子
詩・曲 : 大津貴子
編曲 : 伊藤心太郎
NAYUTAWAVE RECORDS
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大津貴子
大阪府出身のシンガーソングライター。
2004年にデモテープを聞いた細川たかしに見出され、声楽家・安田祥子のもとでボイストレーニングを受ける。2007年CDデビューを果たす。2008年4月から名前を「COON」とし、よりポップで普遍的な歌を届けるシンガー・ソング・ライターとして活動している。
劇中に登場する詩
映画「春色のスープ」では、詩が人々の心を繋いでいきます。
劇中では、福島県出身の詩人・長田弘と彫刻家で詩人の高村光太郎の詩が使用されています。
劇中詩
作:長田弘
「最初の質問」
「静かな日」
「立ちつくす」
作:高村光太郎
「樹下の二人」
困ったときには