「trakAxPC」では、音楽と動画をセットにしたオリジナルのプロモーションビデオの作成から、DJミックスやループトラックの製作などDTMソフトとしての機能を持つ、非常にインタラクティブなマルチメディア製作に欠かせないオーディオ&ムービーの統合編集が行えます。
無料でここまでのループシーケンサ機能、ミュージック+ムービー編集、エフェクト機能を高い操作性で備えているソフトウェアはそうそうないので、是非利用してみてください。
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まず、「trakAxPC」の優れた点は、音楽と動画の融合に非常にポイントを置いており、そのユーザインターフェースは、ループシーケンサとして有名な「Sony Acid」に非常に似た構成になっており、クラブミュージックのようなオーディオループを基本とした音楽を作りたい人にも、まずはこれで十分ミュージックトラックを作れる機能を持っています。
「Sony Acid」と全く同じように、ループ素材、またはドラム音などの非ループ素材を中央の編集画面にドラッグ&ドロップで並べて波形データとして表示させ、パンポットやボリュームエンベロープバーでミックス具合を調整したり、プリセットで用意されているリバーブ、フランジャー、イコライザーなどの多数のオーディオエフェクトを設定することができます。
もちろんオーディオループ素材ごとにテンポが異なっていても、全て設定したBPMに合わせてミックスしてくれます。
また、MTR(マルチトラックレコーディング)機能もあり、マイクやライン入力からボーカルや外部音源を録音して重ね合わせて取り込むことまでできてしまいます。
さらに自作で作ったオーディオループトラックに好きな動画や映像素材を、オーディオループトラックと同じ操作性で同じ作業領域に貼り付けたり、カットしたり、映像エフェクトをかけることができます。
その他の動画編集ソフト、Microsoftが無償提供する「Windows Movie Maker」などとも併用してすれば、全てフリーでありながらそこそこの動画編集やエフェクトを施したオリジナルPVなどのオリジナルムービーを製作することができます。
編集中は、スペースキーで再生・停止したり、マウスのダブルクリックでカーソル位置を変更したり、キーボードの方向キーでタイムライン上のカーソルを早送り/巻き戻しできるので、直観的な編集作業が可能となっています。
最終的にファイルに出力するには、「Render」ボタンで行います。
オーディオファイル(作曲)のみでミックスが構成されている場合は、wav, ogg, wmaフォーマットのいずれかで出力でき、タイムライン上にムービーがある場合は、avi, またはwmvフォーマットでミックスダウンできます。
困ったときには