■実は要するに、巷で言うところの“Miniの商用車”たる“貨物系Mini”を愛好し誉め称えるという集いでございます…。
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■1959年にデビューし、生産が途絶えてしまった今現在も各国一定のエンスージアストから支持され続ける英国(イギリス)自動車産業屈指の工業遺産“Mini(ミニ)”。戦後の目まぐるしい産業革命において人類が市場でバブルカー以後最も必要としていたコンパクトカー、それが“Mini(ミニ)”。レナード・ロード、アレック・イシゴニスらと共に計画・開発・設計され、全ての無駄という無駄を剥ぎ取り脱ぎ捨てられた「完璧」という名に相応しい、今や世界の名車中の名車、その名も“Mini(ミニ)”。その中でも特徴的なのが、前後独立サブフレームを持ち、モノコック・ボディにビルドインすることにより、ユーザーの用途に合わせたバリエーションに富んだ造形(車種)を作り出す事が可能な事だった…。
“Mini(ミニ)”のサルーン、則ち Austin Seven(オースチン・セブン)と Morris Mini Minor(モーリス・ミニ・マイナー)がデビューし、市場に浸透し始めて約5ヶ月後の翌年1960年1月には、商用での使用を目的とした“Mini(ミニ)”初のボディ・バリエーションである“Van(バン)”バージョンが誕生した。当時B.M.C.(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)の傘下にあったふたつのブランド(バッヂ・エンジニアリング)である Austin(オースチン)と Morris(モーリス)から、新たに『Mini-Van(ミニ・バン)』という画期的な商用車が生まれた…。
従来のサルーンよりボディ全長を約10インチ(25センチ)長くしたうえ、ホイールベースも4インチ(10センチ)程延長し、後部座席を取り払った分フラットな荷室を確保した。「1/4-ton Van」…則ち250kgという積載量設定が成された。イギリスでは、「商用車にはリアのサイドウィンドーがあってはならない!則ち、リアのサイドウィンドーが無いものは商用でなければならない!」という法律上の決まりがあり、一般の乗用車よりも税金負担額が安く済んだ。…ということを、当時の若者やMods(モッズ族)達の間で、ひとつの“メリット”として捕らえる者が出てきた。厳しい階級社会であったイギリス国内において、この“Mini-Van(ミニ・バン)”は、そういった決して“お金のあるワケではない”若者(Mods)達にとって容易に手の届くマストアイテムとなり、次第に「流行り(スタイル)」として浸透していった…。
それ以来この“Mini-Van(ミニ・バン)”は、数々の公共団体〜企業の目に留まり、量販店、電話局、郵便局、警察、そして A.A.(オートモービル・アソシエイション)や R.A.C.(ロイヤル・オートモービル・クラブ)等の我がニホンの言うトコロの“J.A.F.”みたいなモンまでがこぞって愛用するに至る…。
基本はサルーンと同じ850(848cc)であったが、1967年のMk-2へのモデルチェンジを機に1000(998cc)のラインナップが加わる。そして残念なことに至年1982年の12月には生産が打ち切られる事となる…。(Text by 泥ごぼう)
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■B.M.C.(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)、B.M.H.(ブリティッシュ・モーター・ホールディングス)、B.L.M.C.(ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション)、B.L.(ブリティッシュ・レイランド)、イノチェンティー(伊)、オーストラリア仕様他等の Mini-Van(ミニ・バン)、もしくはClubman/HL-Van(クラブマン/ハイライン・バン)にお乗りの方、所有しておられる方、これから乗ろうとされている方、興味のある方、そそられる方、なんかしんないケドたまんない方、又、“Mini”は勿論“Standard Cooper”、“Cooper S”、“Pick-Up”、“Countryman”や“Traveller”等のエステート、“Clubman/HL”、“Moke”、その他キット・カーと呼ばれている“Mini Friends”等、名機「Aシリーズ・エンジン!」を搭載した英国車(ADO-15/ADO-20/ADO-50/ADO-51/ADO-16)を所有されている方、自薦他薦一切問いません!興味のある方等もドッシドッシ気兼ね無くご参加下さい!!
■生産台数自体は多少なりとも多かれど“働く自動車(商用貨物車)”ということも合間って使用頻度が高く苛酷な状況下の元、乗り潰しの運命に曝されてきたという事もあり、今やイギリス本国でさえタマ数の少ない希少車になりつつある“Mini-Van(ミニ・バン)”について、皆様より情報・アドバイス・蘊蓄等、心よりお待ち致しております。(ムフフ…)
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『ようこそいらっしゃいました…。初めていらした方は、こちらの“自己紹介村”の村役場で手続きを取って下さい…。』
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※超軽快、且つ軽いフットワークでご入会下さい。
※“酒の肴”や“3時のおやつ”程度でご参加下さい。
※他のコミュニティーによく有りがちな“堅っ苦しいルール”や“胸糞悪い注意事項”は特にございません。柔軟にトピ立てやイベント告知等、ご自由にお書き込みなさって頂いて結構です。
※連載、連投、長文、変態話、酔っ払い等、大歓迎でございます。
※ご意見・ご感想・ご指摘等ございましたら、ご遠慮無く管理人“泥ごぼう”宛にメッセージを頂ければ幸いに存じ上げます。
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