小さい頃の思い出は、良い事も悪いことも、きっと大切な思い出という宝物に変わっていく。
忘れてしまった過去や、変わっていく風景も、自分の過ごした「時」として、心の中に刻まれる。
そんな思い出という懐かしい空気を漂わせてくれる曲です。
まさやんの中でも特別好きな曲で、何回聴いても素敵な曲。
聴くに連れてどんどん好い曲になっていきます。
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妖精といた夏
作詞・作曲 山崎将義
瓦礫の山に妖精を見つけた
壊れたテレビで遊んでる
無邪気な声がどこまでも響いた
月に一度の燃えないゴミの日
忘れかけてる優しいメロディ
あの日拾ったオルゴール
幼い胸が確かに躍った
永遠の空の下で
頼りない小さな手が 触れたものは
もうここには帰らない
あの時と同じ空なのに オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに 僕らの歌声はとどかない
縁石の上の背くらべは
プールからの帰り道
夕日ににじむ長い影法師
アスファルトになる前の道で
少しずつ失っていく
かけがえのないあの頃の宝物
あの時と同じ空なのに オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに 僕らの歌声はとどかない
瓦礫の山はいつしか消えた
運び去られた夢の後
妖精たちは翼をたたんだ 僕と一緒に帰れなかった
僕と一緒に帰れなかった
困ったときには