無事上映会を終えることができました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
またいつかお会いできる日を楽しみにしております。
「ドキュメンタリーする快楽」の上映会は終わりましたが、引き続き、このコミュニティではドキュメンタリー映画の上映会等の告知をいたします。
上映会を企画されている方、ご利用ください。
管理人の一存で、記念に↓は残しておきます
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2008年10月5日(日)、豊中すてっぷホールにて、ドキュメンタリー作品の上映会を開催いたします!上映されるのは下記の5本です。
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各部入れ替え制となります。
プログラムA
10:35 『中村のイヤギ』
プログラムB
13:00 『突風エルストはゆく』
13:45 『ゆうと 〜踏み出す勇気をくれるもの〜』
プログラムC
15:00 『真層』
15:45 『きれない糸』
各プログラム ¥500
豊中すてっぷホール
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お子様連れのご来場者のための一時保育もあります。
料金、申し込み方法等、詳細はトピック「一時保育について」をご覧下さい。
みなさまのお越しをお待ちしております!!
お問い合わせは管理人までどうぞ。
ブログはこちら→http://
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「ドキュメンタリーする快楽」とは・・・
2006年春、朝日カルチャーセンター大阪教室で、映画監督の原一男さんが講師となり「ドキュメンタリーする快楽」という講座が開講した。原監督による講座紹介のメッセージは次のようなものだった。
「カメラを持って、生の人間に迫り「人が生きる意味を問う」作品をつくりあげる。こんな作業ほど身震いするくらいオモロイことはない。みなさんと、映画作りの尽きせぬ魅力について考えてみたい。そのことは同時に自分自身が、いかに充実した生を送るかということについて考えること。」
月2回隔週木曜日に開かれる講座での原監督は、いつも映画について真剣で、受講生に対して優しかった。講座では、主に毎回受講生が編集してきた映像を、原監督を中心に受講生全員で論評するという形だった。
映像を持ってくる人間は、何を言われるのかと戦々恐々としながらも、原監督の鋭い論評に刺激を受け、更なる創作意欲が駆り立てられた。そして原監督は、毎回必ず1時間半の予定が延長する講座で、その講座終了後のカフェで終電近くまでかかって、またアドバイスを求める受講生のために講座以外の日までも空けてくれて、私たちに「ドキュメンタリーとは何か」を全身でもって情熱的に教えてくれた。
そんな原監督の情熱に触れ、会社員・大学教授・主婦・学生・フリーターなど職業や年齢も様々で、「映画をつくりたい」「ただ原監督のファンだから」と講座に来た理由もバラバラだった受講生達は、いつのまにか映画作りの魅力にとらわれていった。そして「自分でもドキュメンタリーが撮りたい」と思うようになり、一人また一人とカメラを回し始めていった。
しかし、「開講中に完成させる」が合言葉だった朝日カルチャーセンターでの講座は、開講より約1年経った2007年春をもって終了してしまうこととなり、私たちは一人での制作を余儀なくされた。
朝日カルチャーセンターでの講座が無くなった私たちは、「いつでも連絡してきな」という原監督の言葉を頼りに、しばらくは各々一人で制作を行っていた。しかし、「もう一度みんなで集まろう」という一人の受講生からの呼びかけにより、2007年の夏から大阪の中崎町において数名で自主的に講座を始めることにした。
自主講座に原監督はいなかったが、みんな原監督の講座で学んだ情熱だけは忘れることなく、互いに持ち寄った映像を、時には楽しく、時には激しく論評し合った。そこには一人で制作している限り絶対に得られない刺激に溢れていた。会社員・大学教授・主婦・学生・フリーターなど職業や年齢も様々だったからこそ、よりその刺激は豊かなものであったと思う。
この度、上記の様に朝日カルチャーセンターでの原監督との出会いに始まり、さまざまな経緯を辿った5本のドキュメンタリーが遂に完成しました。このドキュメンタリー達は、冒頭の原監督のメッセージを借りるなら、私たちが送ってきた生の結晶の様なものだと思います。幾たびも挫折しかけ、幾たびも迷った時、原監督そしてドキュメンタリーに魅了された仲間達に支えられやっと完成したものです。是非、一人でも多くの方に観て頂きたく上映会を開催したいと思います。宜しくお願いします。
なにとぞ、なにとぞ、よろしくお願いいたします!