油彩画家。
1930年長野県生まれ、
予科練に入隊するが、脱走する。
帝国美術学校(現武蔵美)中退。
戦後ヒロポン中毒に苦しむ。十代の頃より何度も何度も自殺を試みるが失敗する。
公募展に一切出品することなく、長野県飯田市でのみ個展を続ける。
アル中に苦しみ、治療のため1年間入院する。退院して間もなく自死する。1981年7月15日、享年51歳。
亡くなって十数年後、針生一郎氏に絶賛され、京橋の東邦画廊で遺作展が開かれる。
瀬木慎一氏、ワシオトシヒコ氏らの高い評価を受ける。
芸術新潮、日経アート、月刊美術、週刊ポスト、読売新聞に紹介される。
2004年銀座兜屋画廊、京橋ギャラリー汲美で個展。
2005年銀座77ギャラリーで個展。
写真は「川」10号。ジグザグに折れ曲がる急峻な激流を描いたものか、深い緑が美しい。