外来魚問題をいろいろな角度から捉えていきたいと思います。
全国に蔓延してしまっているブラックバスやブルーギル、今さら完全駆除は難しいと思います。
さらに愛好者が手に余った熱帯魚などを放流してしまう例が絶えません。
河川湖沼に追い打ちをかけるごとくの勢いです。
外来魚であっても、きちんと管理された飼育下であれば、かわいいペットとして一生をまっとうできます。
一旦、野に放たれれば憎むべき外来魚となり駆除対象として扱われてしまいます。
駆除が全てではなく、保護して再度ペットとして飼育してあげるのも一考ではないかと考えます。
多摩川水系、川崎市多摩区稲田堤の公園に『おさかなポスト』を設置しました。
海外赴任などで、どうしても飼い続けられなくなり、自身の手で殺すしか選択肢が無くなった方。
夏祭りの金魚すくいで持ち帰った子どもが、おかあさんに捨ててこいと言われ、泣きながら『おさかなポスト』へ持ってきたりと、いろんな場面に出会いました。
最近は1ヶ月で千匹以上の熱帯魚系外来魚が『おさかなポスト』に預けられています。
『おさかなポスト』に預けられた魚の里親は、今までは原則として学校や公の施設でしたがパンク寸前です。
一般の方も里親としてご協力いただけますよう整備してまいりました。
熱帯魚の里親にご興味のある方は、ご連絡いただければ幸いです。
別途、里親募集トピを起こしますので、そちらまでご連絡下さい。
※『おさかなポスト』の運営について
『おさかなポスト』は私個人の趣味で運営し、施設自体は川崎河川漁業協同組合の生け簀を、組合長の好意でお借りしています。
前身を含めると4年ほど前からの設置となります。
毎日の見回り、生け簀掃除、水槽管理、魚病の治療費、里親学校の指導、餌代など全て私個人の自費でまかなわれ、年間500万円以上の出費を余儀なくされます。
個人でできることには限界があり、至らない点も多いかと思いますが、皆さんのご指導、ご鞭撻、不要な物品のご寄付、ご浄財などご協力いただけますと幸いです。
困ったときには