「1951年岐阜に生まれる。岐阜県加納高校音楽科、国立音楽大学声楽科を経て、ローマ・サンタチェチーリア音楽院に留学。第四回マダム・バタフライ世界コンクール第一位日本代表。同世界コンクールにて(一位なしの)第三位入賞。東洋人初最年少(26歳)で三浦環賞を受賞。サンタ・チェチーリア音学院ではパオロ・シルヴェーリに師事。
1980年エンナの国際コンクール第二位入賞。ディ・ステファノ、アルド・プロッティ各氏に師事。帰国後ディ・ステファノと日本各地で約20回、プロッティと約30回、様々なオペラとコンサートを主催主唱する。
91年韓国より招聘され〈道化師〉を主唱し絶賛された。このカニオ役は今では百回を超えている。ロッシーニ〈オテロ〉、93〜97年福井県今立市、94年愛知県一宮市で第九のソリスト。93〜95年、99年北海道美深市公演等に加えて、自主企画制作に力を入れている。01年よりイタリアにおいて、発声ゼミナールと演奏会を行う。04から毎年岐阜市や東京においてオペラをプロデュース兼主役をこなす。オフィス工藤代表。ヴェルディ・アンサンブル主宰。」
私の師の旦那様です。素晴らしいテノール歌手。
まさしく発声の神様です。
出会ったのは今から約5年前。2002年のワシントンオペラ「オテロ」でのドミンゴの声の素晴らしさに衝撃を受けてから、「同じ人間なのに何故こうも日本人のテノールと違うんだろう??」と疑問を持った私。。。
初めて工藤健詞先生のパリアッチを聴いて、「いたドミンゴ」
全て発声のせいだということがわかりました。
いろいろ有名なエピソードもあるとか。
日本公演の「リゴレット」でのパヴァロッティ抱きつき事件も、まさか工藤先生だったとは
全てひっくるめてとっても魅力的な方です。
困ったときには