辻仁成の「旅人の木」が好きな人、共感した人、集まれーっ♪
“旅人の木”―分厚い葉の基部に水を貯え、熱帯では渇いた旅人が喉を潤すという。僕は九つ違いで音信不通の兄を訪ねて、この街にやって来た。複数の女友達、アルバイト先の同僚…かつての憧れの的は、思いもかけぬ顔で僕を混乱させる。僕の渇きをいやす“旅人の木”はどこに。詩的なタッチで都会の漂流を描く青春小説。
文庫: 192ページ
出版社: 集英社 (1995/06)
ISBN-10: 4087483517
ISBN-13: 978-4087483512
発売日: 1995/06
困ったときには