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Igor Markevitch

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詳細 2024年1月27日 11:27更新

イーゴリ・マルケヴィチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イーゴリ・マルケヴィチ(またはマルケヴィッチとも。Igor Markevitch, 1912年7月27日 - 1983年3月7日)は、ウクライナで生まれ、スイスで育った作曲家・ピアニスト・指揮者。弟のドミートリ・マルケヴィチは音楽学者・チェリスト、息子のオレグ・カエターニは指揮者。

略歴

キエフ出身だが、1914年に家族に連れられスイスに移る。楽才をアルフレッド・コルトーに注目され、1926年にコルトーに連れられパリに行き、ナディア・ブーランジェのもとで作曲家やピアニストとして薫陶を受ける。1929年に《コンチェルト・グロッソ》がパリで初演されたことにより、作曲家として認知されるようになる。バルトークはマルケヴィチのことを「現代音楽では最も驚異的な人物」であると評し、自身の創作に感化を受けたと言ったという[1]。ストラヴィンスキーと名前が同じだったことから、『イーゴリ2世』の異名を取る。

1936年、ヴァーツラフ・ニジンスキーの娘キュラと結婚するが、1947年に離婚。

マルケヴィチは18歳でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して、指揮者としてのデビューを果たしている。指揮者としてのマルケヴィチは、世界的にフランス音楽やロシア音楽のレパートリーで非常に尊敬されており、とりわけチャイコフスキーやムソルグスキーの解釈は評価が高い。また、ストラヴィンスキーや新ウィーン楽派のような20世紀音楽の演奏にも定評があった。ベートーヴェンの交響曲全曲も得意のレパートリーだった。

指揮者としてのレコーディングは、1950〜1960年代にドイツ・グラモフォン、フィリップス、EMIレーベルで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニー・オブ・ジ・エアー、常任指揮者を務めていたラムルー管弦楽団、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団などと行ったものが知られている。また、ピアニスト、クララ・ハスキルと共演したモーツァルトやショパンの協奏曲の録音が名高い。フルーティスト、オーレル・ニコレがベルリン・フィル在籍中に同オーケストラと録音したチマローザの《2本のフルートのための協奏曲》もマルケヴィチが指揮している。

1942年に病気を患い、以降作曲の筆を折る。その後イタリアに定住して1947年に市民権を取得している。同年にイタリア女性トパツィア・カエターニと再婚(オレグは彼女との間に生まれた子である)。第二次世界大戦中はパルチザン運動に身を投じた。1953年にはロンドンに転居し、1965年よりスペイン放送交響楽団で活動した。

1960年に旧日本フィルハーモニー交響楽団を客演し、ストラヴィンスキーの春の祭典などで当時の楽壇に強烈な印象を残した。以降度々来日し、最晩年にもNHK交響楽団などを指揮した。

ダニエル・バレンボイムをはじめ、日本人では湯浅卓雄や高関健など、彼に師事した指揮者も多い。

1983年にアンティーブにて急死。

録音
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?adv=1&genre=700&keyword=MARKEVITCH

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2008年4月14日

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カテゴリ
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